ヘネシー ヴェノムF5ロードスター 史上最速のオープンカー

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アメリカのヘネシースペシャルビークルズが、300mph(483km/h)オーバーでの走行が可能というハイパーカー「ヴェノムF5ロードスター」を発表しました。昨年発表したクーペのコンバーチブルバージョンで、おそらく史上最速のオープンカーです。

今回はヴェノムF5ロードスターの概要をご覧ください。


ヴェノムF5ロードスターの概要

エクステリア

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ヘネシー ヴェノムF5ロードスター

フロント周りのデザインはクーペと同様だ。

カーボン製のルーフを取り外すことができる。ちなみにルーフを外した際には最高速の制限があるとのこと。

鍛造ホイールはロードスター専用デザイン。ホイールナットはチタン製だ。

エンジンルームを覆うのがガラスパネルである点がクーペとは異なる。このガラスパネルは摂氏540度にも耐えるという。

リアのデザインはどことなくマクラーレンに似ている。

バッジもかっこいい

ボディサイズ

寸法と重量
全長(mm) 4,666
全幅(mm) 1,971
全高(mm) 1,131
ホイールベース(mm) 不明
車重(kg) 1,405

車重は乾燥重量です。クーペと比較すると45kg重くなっています。

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インテリア

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ヴェノムF5ロードスターのインテリア

レーシングカーのようなステアリングはクーペと同様。

センターコンソールにはセレクタースイッチ。カーボンの模様が美しい。

プレートにはシャシーナンバーが記されている。

インナードアハンドルにはテキサス州の旗があしらわれている。

無駄を削ぎ落としたシート。乗り心地よりもパフォーマンス優先のようだ。

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シャシー

クーペと同じく、カーボンファイバーシャシーが採用されています。開発の当初よりロードスターを念頭において設計されていたため、オープントップ化する際に必要な調整はわずかだったそうです。

ルーフは取り外し式で、4本のクイックリリースボルトと1組の高強度ラッチで固定されているだけです。ルーフはカーボン製で、重量は8kgしかないため、1人でも取り外すことが可能ですが、外したルーフを積載するスペースがヴェノムF5ロードスターにはありません。なのでオーダーメイドのメリノウールバッグに収納するか、専用の台座に設置するかの2択になります。よって出先でルーフを開閉するのは現実的ではありません。

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パワートレイン

エンジンはクーペと同じく、「Fury」と名付けられた6.6リッター・V型8気筒ガソリンツインターボを搭載しています。
最高出力は1842ps、最大トルクは1617Nmを発生します。

トランスミッションは自動化された7速シングルクラッチギアボックス。駆動方式は後輪駆動です。
0-400km/hを15.5秒でこなすという驚異的なスプリント能力を備えています。最高速は300mph(483km/h)以上とアナウンスされています。

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価格・発売日

価格は300万ドルとなっています。現在のレートで日本円に単純換算すると、およそ4.09億円です。

ヘネシーは4年間で30台のヴェノムF5ロードスターを生産します。生産は2022年後半に開始予定です。生産率が横ばいになってきたあたりで高速性能の検証を行うとヘネシーはコメントしているので、正確な最高速はその際に明らかになるでしょう。

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