ダッジ チャージャー デイトナSRTコンセプト 排気音がするEV!?

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ダッジチャージャー デイトナSRTコンセプトを発表しました。あのヘルキャットを凌駕するというEVパワートレインを搭載した電気自動車のコンセプトカーです。

今回はEVとなったチャージャーの概要をご覧ください。


チャージャー デイトナSRTコンセプトの概要

エクステリア

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ダッジ チャージャー デイトナSRTコンセプト

レトロでクリーンなデザイン。グリルにはイルミネーションも仕込まれている。

60~70年代に使われていたノーズ部分のRウイングをオマージュ。ダウンフォースを増加させるという。

シャープで塊感のあるデザイン。シンプルで余計な装飾がなく、かっこいい。

サイドミラーにはカーボンがあしらわれている。空力にも配慮された形状だ。

手の込んだデザインのホイール。巨大なブレンボブレーキを装備している。

上から見てもかっこいい

こういうフェンダー形状にするとアメ車っぽさが出てくるのだろうか

テールライトのデザインもシンプル。リアバンパーの両サイドには、リアホイールハウスからの空気を引き抜くためのダクトが設けられている。

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インテリア

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チャージャー デイトナSRTコンセプトのインテリア

内装はコンセプトカーならではといった感じで、ちょっと装飾過剰に見える。

メーターとタッチスクリーンは別体式。コンセプトカーだからか、カップホルダーなどが無いのが残念。

ローンチコントロールは戦闘機のコクピットのようだ。

コンソールにはエアコンの温度調整などを行うタッチパネルが設置されている。

スピーカーの上の部分に文字らしきものが光っているが、パワーウィンドウ等もタッチパネル操作なのだろうか。

スポーティーな形状のシートはカーボン製。

リアシートもフロントシートと同様のバケットシートを装着している。なので4人乗りだ。

リアシートを倒すとこんな感じ。

パノラミックルーフも装備されており、開放感は十分。

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パワートレイン

スペックは明かされていませんが、主要なパフォーマンス指標でSRTヘルキャットを上回るとダッジはコメントしています。
2020年モデルのダッジ チャージャー SRTヘルキャットは、0-60mph(0-96km/h)を3.6秒でこなし、1/4マイルをわずか10.96秒で駆け抜けるという代物です。EV版チャージャーはこれを上回るものと思われます。
しかし市販バージョンでは出力レベルに応じて複数のグレードが用意されるとのことなので、全グレードでSRTヘルキャットを上回るのかはわかりません。

EV版チャージャーに搭載されるパワートレインは「バンシー」と呼ばれており、800Vのシステムに対応しているそうです。
また、マルチスピードトランスミッションや、プッシュ・トゥ・パス(一時的なブースト機能)も備えています。
しかし最もユニークなのは、EVなのにエキゾーストノートを発する点でしょう。SRTヘルキャットと同等の、126dBもの大音量で排気音を生成します。ポルシェ タイカンにはモーター音を強調するオプション(ポルシェエレクトリックスポーツサウンド)がありますが、内燃機関の排気音を再現するEVは世界初でしょう。

グランツーリスモみたいな排気音だ……

また、ドリフトモードやドラッグモードなど、複数の機能のロックをドライバーが解除できるようになるそうです。もしかすると、無線でのサブスクリプションサービスが用意されるのかもしれません。

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価格・発売日

市販バージョンの価格に関する情報はまだありません。2024年モデル(2023年下半期~2024年上半期生産モデル)として登場すると言われています。

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