トヨタ 新型シエンタ 5ナンバーサイズを維持しつつ使い勝手を向上

トヨタの新車情報

トヨタが3代目となるシエンタを発表しました。5ナンバーサイズを継続しつつも、2列目シートの居住性をさらに向上させています。取り回しの良さや運転支援システムの充実にも注目です。

今回は新型シエンタの概要をご覧ください。


新型シエンタ(3代目)の概要

エクステリア

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トヨタ 新型シエンタ

顔つきはルノー車っぽい

全幅と全高がほぼ同じだが、丸っこいのでボクシーな感じはしない。

ボディサイズ

寸法と重量
全長(mm) 4,260
全幅(mm) 1,695
全高(mm) 1,695[1,715]
ホイールベース(mm) 2,750
車重(kg) 1,270~1,370[1,400~1,420]

[]内はE-Fourモデルの数値です。全長、全幅、ホイールベースは先代モデルから変化していません。全高は20mm高くなっています。

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インテリア

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新型シエンタのインテリア

落ち着いた色調のインテリアもある

7人乗り仕様ももちろん用意されている

パワースライドドア開口部の高さは60mm高くなり、乗降性が一段と良くなった。また、室内高も20mmアップの1,300mmとなっている。

ユニークな形状のインナードアハンドル。掴みやすそうだ。

サンシェードも完備。窓は全面UV・IRカットとなっている。

天井にはサーキュレーターが装備されている。前席と後席の温度差を解消する。

小物入れが充実しているのも魅力。しかし置くだけ充電ではなさそうだ。

ドリンクホルダーには紙パックも収納可能。

ドアにはこれでもかとペットボトルを入れておける。

フロントドアポケットにもドリンクが入る。

肘掛け横にバッグを引っかけられる。

シートバックにもUSB端子があるのは便利そうだ

AC100V・1500Wのコンセントも用意されている

テールゲート開口部も15mm拡大された。荷室容量は137~1030リッター。

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シャシー

TNGAプラットフォーム(GA-B)が採用されています。軽量かつ高剛性なボディが、乗り心地と操縦安定性を両立しているそうです。
また、構造用接着剤やルーフパネルのマスチックシーラーの一部を高減衰タイプにすることで、乗り心地や静粛性を向上させています。

サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアはトーションビームです。高剛性ボディに合わせて、サスペンションジオメトリーが最適化されています。
最小回転半径は5.0mとかなり小回りが効きます。

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パワートレイン

ガソリン車は1.5L・直列3気筒ガソリン自然吸気「ダイナミックフォースエンジン」を搭載しています。最高出力は120ps、最大トルクは145Nm、WLTP燃費は18.3km/Lです。

ハイブリッド車も同じエンジンを搭載していますが、最高出力と最大トルクは、それぞれ91ps・120Nmに抑えられています。しかし電気モーターが80ps・141Nmを発生するため、システムの総出力ではガソリン車を上回っているはずです。WLTC燃費はグレードによって異なりますが、28.2~28.8km/Lとなっています。
なお、E-Fourに搭載されるリアモーターは、3.0ps・44Nmを発生します。

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運転支援システム

トヨタセーフティセンスやトヨタチームメイトが搭載されています。特にトヨタチームメイトの機能「アドバンストパーク」は、全操作を車両が支援し、スムーズな駐車を実現する優れものです。バック駐車・前向き出庫だけでなく、前向き駐車・バック出庫にも対応しています。

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価格・発売日

価格はガソリン車が195~256万円。ハイブリッド車(2WD)が238~291万円。ハイブリッド車(E-Four)が257.8~310.8万円となっています。

新型シエンタは2022年8月23日に発売されました。月販基準台数は8,300台となっています。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。