ボルボ EX30 コンパクトで上質なボルボ最速のSUV

Volvoの新車情報

ボルボEX30を発表しました。コンパクトなSUVタイプのEVです。
EX30はXC40よりも小さなモデルですが、加速性能はボルボ史上最も優れているという俊足のスプリンターでもあります。日本でも人気が出そうなモデルですね。

今回はボルボ EX30の概要をご覧ください。


ボルボ EX30の概要

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

ボルボ EX30

グリルレスのEVらしいデザイン。トールハンマーをモチーフにしたヘッドライトは健在。

塊感とスリークさが共存するデザインだ。

ルーフはやや尻下がりだが、クーペSUVというほどでもない。

フェンダーの膨らみが強調されている。

テールランプが上下2段に分かれているユニークなデザイン

EX30にはクロスカントリーというトリムも用意される。こちらは2024年発売予定。

ボディサイズ

EX30の全長は4,233mm、ホイールベースが2,650mmです。XC40が全長4,440mm、ホイールベース2,702mmなので、全長に占めるホイールベースの割合がEX30の方が大きくなっています。これはEX30がEVだからでしょう。

目次に戻る

インテリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

ボルボ EX30のインテリア

ステアリングのボタンは全てタッチパネルになっている

タブレット型のタッチスクリーンを備える

肘掛け内部にはカップホルダーが収まっている

ドアトリムもシンプルなデザイン

EVなので室内は広い

後席の頭上空間も十分に確保されている

パノラミックルーフは開放感抜群

ラゲッジスペースは床面の位置が高いものの、それなりに広い。

目次に戻る

パワートレイン

エントリーモデルにはLFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)が搭載されており、モーターはリアに1つだけ搭載されています。バッテリー容量は54kWhで、航続距離は344km(WLTP)です。134kWの急速充電に対応しているため、バッテリー残量10%~80%まで28分以内にチャージできます。最高出力は200ps、最大トルクは343Nm、0-100km/h加速は5.4秒です。

NMC電池(ニッケルマンガンコバルト電池)を搭載するシングルモーターのロングレンジ仕様は、バッテリー容量が69kWhとなり、航続距離が480km(WLTP)に拡大します。バッテリー容量は大きくなっていますが、こちらは153kWで充電できるため、充電速度はエントリーモデルと変わりません。最高出力や最大トルクは変わりませんが、0-100km/hは5.3秒とわずかながら速くなります。

最速はツインモーター仕様です。フロントにもモーターが追加され、最高出力は428ps、最大トルクは543Nmに増加します。0-100km/hは3.6秒という俊足ぶりです。一方、バッテリー容量はシングルモーター・ロングレンジ仕様と変わらないので、航続距離は460km(WLTP)に低下します。

目次に戻る

価格・発売日

EX30の開始価格は、ヨーロッパでは36,000ユーロからとなっています。

EX30はヨーロッパおよび一部の市場で既に受注を開始していますが、日本導入時期は不明です。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。