トヨタ 新型センチュリー SUV風のショーファーカー
トヨタが新型センチュリーを発表しました。「センチュリーSUV」や「センチュリークロスオーバー」といった名称ではなく、単に「センチュリー」という車名で登場しました。一方、これまで販売されていたセダンは「センチュリー(セダンタイプ)」として継続販売されます。
また、電動化されたこともトピックです。新型センチュリーにはPHEVパワートレインが搭載されています。4輪駆動かつ4輪操舵であるなど、ショーファーカーといえども走りの面にも抜かりはありません。
今回は新型センチュリーの概要をご覧ください。
新型センチュリーの概要
エクステリア
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ボディサイズ
全長5,205mm、全幅1,990mm、全高1,805mm、ホイールベース2,950mmです。車両重量は2,570kgとなっています。
インテリア
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シャシー
プラットフォームはおなじみのTNGAですが、新型センチュリーはラゲッジルームセパレート構造を採用しています。リアシート裏にはラゲッジルームセパレーター骨格が内蔵されており、ボディのねじり剛性や乗り心地が向上している他、リアシートのヘッドレスト後方には遮音機能付クリア合わせガラスをはめ込み、ラゲッジルームとキャビンが完全に分離されています。
車速に応じて後輪を前輪と同位相または逆位相に操舵するDRS(ダイナミック・リア・ステアリング)を標準装備。ショックアブソーバーの減衰力を4輪独立して制御するAVSも装備されており、乗り心地と安定感を高い次元で両立しています。
パワートレイン
エンジンは3.5リッター・V型6気筒ガソリン自然吸気(262ps・335Nm)です。それにフロントモーター(182ps・270Nm)とリアモーター(109ps・169Nm)、容量51Ahのリチウムイオン電池を組み合わせて、PHEVとしています。システムの最高出力は412psです。駆動方式はAWD(全輪駆動)で、前後輪にトルクを緻密に配分するE-Four Advancedを採用しています。
ちなみにWLTCモード燃費は14.2km/Lです。2.5トンを超えるヘビー級の車体を持つにしては、なかなかの低燃費といえるのではないでしょうか。PHEVなので、電気のみでも69kmの距離を走行可能です。
価格・発売日
価格は2,500万円です。
新型センチュリーは2023年中に発売される予定です。取り扱いは「センチュリーマイスター」が在籍する一部のトヨタ販売店に限られます。
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