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デイリーF1ニュース(2018年5月31日)アクティブサスペンションが復活するかも?

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By Iwao from Tokyo, Japan (RiccardoPatrese) [CC BY 2.0 or CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • アクティブサスペンションが復活するかも?
  • メルセデスはハイパーソフトの特性を解明中
  • ウィリアムズの空力責任者がチームを離脱

それではご覧ください。


アクティブサスペンションが復活するかも?

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かつてロータスが先鞭をつけたアクティブサスペンションは、瞬く間にグランプリを席巻しましたが、それはチーム間の格差を拡大した挙げ句、「可動空力装置」と見なされて禁止されました。

そのアクティブサスペンションが、標準パーツとして復活するかもしれません。
モナコGPの金曜日に行われたFIAとリバティ・メディアの会合において、F1チーム側に提案されました。

提案によると、標準パーツとなるアクティブサスペンションは、承認を受けたサプライヤーが生産し、全チームが装着・使用を義務付けられます。
Haloや燃料流量計、ECUなどと同じような扱いですね。

ここにきてアクティブサスペンションを復活させようとしているのは、コスト削減のためです。
もはや技術開発の余地の無い部分に関しては共通化を進めることで、予算を浮かせようという目論見があります。

FIAはアクティブサスペンションの他にも、ギアクラスター、ディファレンシャル、フロントハブ、リアハブ、ブレーキ、ドライブシャフトなどを共通化しようと提案しているようです。

アクティブサスペンションに関しては、トリックサスペンション(サスの運動エネルギーを蓄え、姿勢制御に用いるシステム)を規制する動きの中で、メルセデスも提案していました。
フェラーリの反対でポシャってしまったようですが、「コストが安い」「FIAもコントロールしやすい」「オーバーテイクの促進にも役立つ」といったメリットを挙げていました。
FIAが今になって導入を提案しているのは、とくに3つめの理由が大きいと思います。

Source: Active suspension could return as a standard F1 part in 2021 | racefans.net

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メルセデスはハイパーソフトの特性を解明中

モナコGPでは、ハイパーソフトタイヤを上手く使いこなしたチームが大きな成果を上げました。
逆に使いこなせなかったチームは、いつものパフォーマンスを発揮できずに終わっています。
メルセデスも、使いこなせなかったチームのひとつです。

「今週はこれ(ハイパーソフトタイヤ)についてかなりの作業をしている」と語るのは、メルセデスでトラックサイド・エンジニアリング・ディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンです。
彼はルイス・ハミルトンがハイパーソフト→ウルトラソフトというタイヤチョイスをしたことについて、その理由を説明しています。

「われわれは木曜日にルイスとタイヤを試していたが、グリップを生み出すのが少し難しかった。タイヤが硬いほど、ウォームアップに少し手間がかかる」

「もう一つの理由は、レースのリーダーたちがウルトラソフトを履くことを予想していたからだ。ルイスも同じタイヤを履くことが理にかなっている」

「もしわれわれがレースをやり直すなら、スーパーソフトをルイスに履かせるだろう。バルテリ(ボッタス)で見たように、それは速くて長持ちだった」

「別の人たちも同じような状況でフィールドの上下が見られたが、われわれにとって重大だったのは、レッドブルがより強く見えたこと、そしてフェラーリがより強く見えたことだ」

「モントリオールでは同じタイヤ(ハイパーソフト、ウルトラソフト、スーパーソフト)なので、モナコと同様の問題を抱える可能性がある。そういった問題にさらされないよう、確認しなければならない」

「モントリオールでペースを失い、デグラデーションに苦しんでいるなら、他車は簡単に追い抜いていくだろう」

モントリオールでも同様の状態になるならば、トロロッソ・ホンダにとっては福音となるかもしれません。
もちろん、パワーが無いことには勝負できないコースですから、ホンダのエンジンアップデート次第ですが。

Source : Mercedes working 'to get on top' of hypersoft issues for Montreal | f1i.com

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ウィリアムズの空力責任者がチームを離脱

ウィリアムズの空力責任者であるディルク・デ・ビアが、チームを離脱するそうです。
デ・ビアは昨年フェラーリから移籍してきた人物なので、わずか1年ほどでチームを去ることになります。

ウィリアムズはチーフデザイナーのエド・ウッドが、「個人的な理由で」チームから去ったばかりです。
空力部門の重要人物が立て続けに抜けたことには、やはりFW41の開発失敗が影響しているのでしょう。

デ・ビアが抜けた穴はデイブ・ウィーターが埋め、車両開発の責任者にはダグ・マッキャナンが就任するようです。
前者はロータスから2013年に移籍、後者はマクラーレンから今年移籍してきた人物で、いずれも空力を専門としています。

マッキャナンは2月にチームに加わったばかりのスタッフですから、昇格を前提とした引き抜きだった──つまりエド・ウッドの退任は既定路線だった──ようにも見えます。
開発体制が刷新されたことで、マシンパフォーマンスは改善されるのでしょうか。

Source: Aero boss De Beer leaves Williams | pitpass.com

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