デイリーF1ニュース(2018年9月27日)マゼピンの会社がFインディアの管財人を訴える

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本日のニュースは以下の3本です。

  • マゼピンの会社がFインディアの管財人を訴える
  • F1はカラーリングを自由化すべきか?
  • バンドーンが暗示するノリスの未来

それではご覧ください。


マゼピンの会社がFインディアの管財人を訴える

ニキータ・マゼピン

ウラルカリという会社が、フォース・インディアの破産管財人に訴訟を起こしました。
旧フォース・インディアの入札において、ローレンス・ストロールらの投資コンソーシアムより高い金額を提示したにもかかわらず、「偏見的で不平等な扱い」を受けたために、チームを買収できなかったと彼らは主張しています。

ウラルカリはロシアの肥料メーカーです。
世界60ヶ国でビジネスを展開しており、ロシアGPのスポンサーも務めています。

F3ドライバーであるニキータ・マゼピンの父ドミトリーは、ウラルカリの社外取締役を務めており、同社と強いコネクションがあるようです。

ウラルカリの入札額は、ストロールらのそれよりも4000万ポンド以上多い「非常に寛大なオファー」だったと同社は主張しています。
また、破産管財人を務めたFRPアドバイザリーLLPも、ウラルカリの入札額の方が高かったことを認めていると彼らは主張し、入札プロセスに不正があったとして、損害賠償を求めているのです。

一方、槍玉に挙げられたFRP側は「我々は入札プロセスを通じて管理者としての法的義務を果たし、最終的にすべてのステークホルダーにとって非常に成功した結果をもたらした」と主張。
「(訴えは)却下されると確信している」とコメントしています。

いくら入札額が高くても、その実現性が低ければ売却先として選ばれませんし、支払いの時期など金額以外の要素も数多くあるので、FRPが不正を働いたとは言い切れません。
裁判所がどのように判断するかに注目です。

Source 1: Force India administrators sued by Mazepin company over team’s sale – racefans.net

Source 2: Uralkali Sues Administrators of Force India F1 Team – nytimes.com

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F1はカラーリングを自由化すべきか

BARは2台のカラーリングをラッキーストライクと555で分けようとしたが、禁止されたため、上の画像のような折衷案になってしまった。

マクラーレンザク・ブラウンは、車体のカラーリングを自由化すべきだと考えているようです。
現在のF1では、1戦ごとのスペシャルカラーや、同一チームの2台のカラーリングを別々に分けることは、原則として禁止されています。

「私は見たいと思うし、あなたも賛同してくれると思うが、それ(自由なカラーリング)は現在許可されていない」とブラウン。「インディカーではそれが可能で、NASCARも同じだ。1年を通じてペイントスキームを変更できる」

「私はまだ、そのような2台の車を見たいと思っている。しかし、もしモナコに行く時にパートナーのうちの1社からビッグ・プログラムがもたらされて、週末をデル・テクノロジーのカラーリングにしたいとか望んでも、現状では2台とも同じカラーリングにすることになる。だからファンは、あれがマクラーレンだ、あっちはフェラーリだとまだわかっていた」

「私はカラーリングの自由化が、F1のパートナーシップにおけるイノベーションになるかもしれないと思っている。ファンはもっとドライバーにフォーカスしていると思うので、全く異なる2つのカラーリングを見るのは極端なことではない」

とはいえブラウンは、例えカラーリングが自由化されても、20台のマシンの全てが異なるカラーリングになるとは考えていないようです。

「F1ではそれぞれのチームが、そのカラーリングによって非常に認識しやすいため、そのようなことは起こらない。20台の異なるカラーリングのマシンが走っていたら、誰が誰だか混乱するかもしれない。NASCARではファンがLOWE’Sのカラーリングでジミー・ジョンソンを認識しているが、F1ではマクラーレンのカラーリングでフェルナンド・アロンソだと認識する。スポーツによって違うのだ」

NASCARではスポンサーカラーとドライバーのイメージが結びついているので見分けやすいというわけですね。
まあ、最近はNASCARもフルシーズンのサポートを提供するスポンサーが少なくなったために、毎戦のようにスペシャルカラーが採用されて、パッと見だと誰が誰だかわからないことが多くなっていますが……。

また、例えスポンサーごとにマシンのカラーリングを分けるやり方を認めても、それを採用するのはプライベーターだけでしょう。
ワークスチームは自動車メーカーのブランドを宣伝するのが目的ですから、カラーリングを分ける必要はありません。

Source : Brown calls for rethink of livery rules – pitpass.com

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バンドーンが暗示するノリスの未来

ランド・ノリス

ストフェル・バンドーンがF1に残留できる可能性は、極めて低い状況になっていますが、彼もデビュー時には「将来のチャンピオン候補」でした。

「彼らの若さが、F1のシートに飛び乗って仕事ができるということのサインであると期待している」と語るのは、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートです。
ハーバートはF1で通算3勝を上げた他、ル・マン24時間レースでも、マツダで優勝した経験があります。

「しかし、バンドーンのような話もある。ランド(ノリス)についても簡単なシナリオなど無く、全てが上手くいくとは限らないと気づかなければならない」

ストフェル・バンドーン

「バンドーンはシングルシーターのカテゴリーで輝かしいキャリアを持っているが、F1では悲しいことに、それまでのようにはならなかった」

「チャンスを生かさなければならない。彼らは若いが、それは重要ではない。仕事ができなければ、出ていくことになる。金が無いなら、F1に戻ることはかなり厳しいだろう。チャンスを掴んだら、有利な状況を利用しなければならない」

エステバン・オコンもシート探しで苦戦していますが、特定の自動車メーカーやF1チームの育成プログラムから上がってきたドライバーというのは、大抵の場合、個人の資金力に乏しいため、最初に手にしたチャンスで大きな成果を上げないと、行き先が無くなってしまう傾向にあるようです。
父親が大金持ちだったり、ビッグスポンサーを持っているドライバーは、自由に行き先を選べるので、やはり有利ですね。

Source: Herbert: Norris must 'grab F1 by the horns’ or risk Vandoorne’s fate – f1i.com

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