デイリーF1ニュース(2018年11月5日)ポルシェ、F1参戦を断念か

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ポルシェ・919ハイブリッドevo

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース
本日のニュースは以下の3本です。

  • ポルシェ、F1参戦を断念か
  • アリバベーネ「ビノットとの対立はフェイクニュース」
  • バンドーン「レースではアロンソに接近している」

それではご覧ください。


ポルシェ、F1参戦を断念か

ドイツの自動車メディア「Auto Motor und Sport」は、ポルシェF1参戦を断念したことを、複数の情報源から確認したと報じています。
ポルシェからの公式アナウンスはまだありません。

ポルシェが参戦を断念した最大の理由は、MGU-Hの存在だと言われています。
当初はリバティ・メディアの意向により、2021年からの新エンジンレギュレーションでは、MGU-Hが廃止されるのではないかと噂されていました。
リバティは自動車メーカーの新規参戦を促すべく、技術的に高度かつ高価なMGU-Hを廃止しようとしていたのです。

しかし今年7月に開かれたストラテジーグループの会合では、現在参戦中の4メーカーが「新規参戦を確約したメーカーがいないのに、完全に新規のエンジンを開発するのはコストの無駄」として反対。
現行レギュレーションが継続される可能性が高まっているのです。

VWグループのインサイダーは「F1参戦の時期が間違っていた」とコメントしています。
排ガススキャンダルで多額の罰金を課され、EV開発に多額の研究開発資金を必要としている時期に、F1までやる余裕は無いというのです。

この決定が事実ならば、ポルシェのLMP1チームも完全に消滅するでしょう。
ポルシェはLMP1によるWEC(世界耐久選手権)への参戦こそ止めたものの、919ハイブリッドEvoを称するタイムアタックマシンで、スパやニュルのコースレコードを次々に破っていました。

このプログラムは「高性能エンジンの評価フェーズ」として取締役会が許可したものだそうで、おそらくF1エンジンのリサーチを行うためのプログラムだったと考えられます。
したがってF1
参戦の可能性がなくなれば、LMP1チームを維持しておく意味がありません。
今後はGTとフォーミュラEが、ポルシェのモータースポーツ活動の中心になるでしょう。

Source: KEIN FORMEL-1-EINSTIEG VON PORSCHE “Zeitpunkt war einfach falsch" – auto-motor-und-sport.de

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アリバベーネ「ビノットとの対立はフェイクニュース」

ここ最近、フェラーリを率いるマウリツィオ・アリバベーネと、テクニカルディレクターであるマッティア・ビノットの対立を、いくつものメディアが報じていました。
しかしアリバベーネによると、この報道はフェイクニュースなのだそうです。

「一度すべてをはっきりさせよう」とアリバベーネ。「マッティアに関する噂は、チーム内に対立を生み出そうとするフェイクニュースだ」

「これは問題のないところで問題を作り出そうとする試みであり、もはや偽りの噂にはコメントしたくない。今シーズンは不安定化の試みが多く、時にはドライバーに関する話や技術者に関する話もあった」

「私の立場? マネージングディレクターの(ルイス)カミレッリに質問してくれ」

アリバベーネによると、まだ誰ともチームの離脱について話したことはないのだそうです。
チームの体制強化についても、現在のチームは健全に機能しているので、急ぐ必要はないとコメントしています。

しかしアリバベーネ自身にもセリエA・ユベントスの経営に転ずるのではないかという噂がありますし、オフシーズンには動きがあるかもしれません。

Source: Ferrari boss Arrivabene blasts 'false rumours’ of Binotto exit – autosport.com

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バンドーン「レースではアロンソに接近している」

今季、ストフェル・バンドーンは、チームメイトのフェルナンド・アロンソに大差をつけられています。
予選は全敗ですし、ポイントもバンドーンの12点に対し、アロンソは50点です。

「もちろんフェルナンドはとても良いし、彼の能力を説明する必要ない」とバンドーン。

「私は昨年の予選で、おそらく今年よりももっと競争力があったと思う」

「私たちの車がハンドリングの面で抱えていたいくつかの問題によって、今年は小さなパフォーマンスの改善を行うことが困難だった。おそらくそれが、予選で競争力が無いと思われる理由だろう」

「もちろん、起こったことは他にもある。それはあまり私にとって都合の良いことではなかったが、しかしながら、レースではいつも互いにとても接近していた」

マクラーレン・ホンダ時代は、予選でも度々アロンソを上回っていたバンドーンですが、ルノーに切り替わった今年は散々な結果でした。
マクラーレンがアロンソを優遇していたかどうかは不明ですが、バンドーンにばかりトラブルが発生したり、バンドーンのシャシーだけダウンフォースが出ておらず、彼だけシャシー交換を強いられたりと、度重なる問題に悩まされていたのは事実です。

Source: VANDOORNE: IN RACES I WAS VERY CLOSE TO ALONSO – grandprix247.com

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