ダッジ チャージャー1970年型をフルカーボンボディに大改造! スピードコア「エボリューション」
SEMAショーにフルカーボンボディの1970年型ダッジ・チャージャーが出展されます。
製作したのはスピードコアというチューナーです。
彼らはカーボン製の車体に生まれ変わったチャージャーを「エボリューション」と名付けました。
エボリューションのエンジンは、現行型のダッジ・チャレンジャーSRTデーモンのスーパーチャージドV8に置き換えられています。
軽い車体と最新型のハイパワーエンジンの組み合わせですから、パフォーマンスにも期待できるでしょう。
今回はダッジ・チャージャー1970エボリューションの概要についてお伝えします。
スピードコア・エボリューションの概要
エクステリア
インテリア
シャシー
エボリューションのフロアパネルはアルミ製です。
カーボンファイバー製のボディパネルと同じく軽量化のためですが、剛性に関しては、新しいスチールフレームとロールケージによって十分に確保されています。
徹底的に軽量化されたことで、エボリューションの車重は1452kgしかありません。
ブレーキはブレンボ製で、フロント6pot、リアには4potのキャリパー装着しています。
サスペンションはペンスキー・7500シリーズの調整式コイルオーバー・ダンパーです。
ホイールはHRE製で、フロント19インチ、リア20インチとなっています。
タイヤはミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2です。
パワートレイン
6.2リッター・V型8気筒ガソリンスーパーチャージドエンジンは、現行型のダッジ・チャレンジャーSRTデーモンに搭載されている、第3世代のHEMIです。
このエンジンはノーマルだと、100オクタンのレーシングガソリン使用時に852psを発生しますが、エボリューションに搭載されているものは、ダイノ上で980psを記録しているのだとか。
したがってパワーウエイトレシオは1.48となります。
ゼロヨンをやったら、あまりの加速にウィリーしちゃいそうですね。
吸気/排気システムはスピードコアによってカスタムされています。
スーパーチャージャーのプーリーの小型化(つまりブーストアップ)、新しいインジェクターへの交換、そしてドライサンプ化などの改造によって、大幅なパワーアップを達成しました。
ギアボックスはTremec T-56という6速マニュアルトランスミッションです。
強烈なパワーは、ギアボックスを介して全て後輪に伝達されます。
価格・発売日
価格も発売日も不明です。
というか、発売されるかどうかもわかりません。
ちなみにこの車はストリート・リーガル、つまり公道走行可能なのだそうです。
夢のある車だけに、ぜひ市販化してもらいたいですね。
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