新型レクサスIS　登場から7年経過でもマイナーチェンジ!?

2020年6月16日2020年8月30日

レクサス ISがビッグマイナーチェンジされました。
フルモデルチェンジではありません。
3代目ISは2013年に登場した車なので、当初はフルモデルチェンジされると言われており、当サイトでもそのようにお伝えしてきたのですが、トヨタはマイナーチェンジに留めることを選択したようです。
セダン人気が低迷しているからかもしれません。

しかしマイナーチェンジとはいえ、かなりの部分が再設計されているそうです。
特にシャシー周りは大幅に変更されています。
スポーツセダンとしての実力は大幅に向上したといえるでしょう。

今回は新型レクサスISの概要をご覧ください。

新型レクサスISの概要

エクステリア

画像はクリック（タップ）で拡大できます。

スピンドルグリルは「3次元多面体構造」の新しいデザインです。
ヘッドライトも更新され、現行型のLSやUX風の形状となりました。

ボディ側面ではサイドスカートやドアのキャラクターラインが新調されています。
また、サイドウインドウ後端には加飾が追加されました。
ホイールは18インチまたは19インチです。

リア周りはテールライトが一新され、水平基調なものに。
リアバンパーも新しくなっています。

ボディサイズ

ボディサイズはわずかに拡大されました。
全長と全幅は+30mm、全高も+5mm大きくなっていますが、ホイールベースは2800mmのままです。

各部寸法(mm)
全長	4,710
全幅	1,840
全高	1,435
ホイールベース	2,800

目次に戻る

インテリア

インフォテイメントが更新され、大型化されたタッチスクリーンは10.3インチです。
Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。

目次に戻る

シャシー

新型ISの開発は、トヨタテクニカルセンター下山で行われたそうです。
ニュルブルクリンクを模して作られたテストコースですね。

新型ISは、「レクサスドライビングシグネチャー」と呼ばれるハンドリング・コンセプトに基づいて開発されています。
あらゆるタイプの運転状況において、ドライバーの意図に忠実な操作を追求しているのだそうです。

ボディ剛性が向上した他、サスペンションアームは軽量なアルミ製となり、18%も軽量化されています。
旧型比でスタビライザーは17%、コイルスプリングは20%、それぞれ軽くなっています。
足回りは一新されたと言っても過言ではありません。

スタンダードなISにはスイングバルブ・ショックアブソーバーが搭載されています。
軽微な凹凸に対応する超低速度バルブが装備されており、あらゆる路面で適切な減衰力を発生させることが可能です。
一方、F SPORTにはアダプティブサスペンションがオプション（ダイナミックハンドリングパッケージ）で用意されています。

目次に戻る