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シンガー ACS 全地形に対応する964ベースのラリーレーサー!

Singer ACS Cornering
Singer ACS Cornering

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠地を構えるシンガー・ビークル・デザインが、964型911をベースにしたオフローダー「ACS」を発表しました。
ACSはAll terrain Competition Study(オールテレーン・コンペティション・スタディ)の略で、あらゆる地形で競争が可能なレーシングカーです。

今回はシンガー ACSの概要をご覧ください。


目次

シンガー ACSの概要

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

Singer ACS Front three quarter

シンガー ACS


Singer ACS Front

丸っこくてかわいらしい見た目をしている。


Singer ACS Frunk

フロントにフルサイズのスペアタイヤを搭載。


Singer ACS Bonnet

ボンネット裏もカラーリングされている。


Singer ACS Side

ルーフラインこそ964の面影が残るが、その他は別物と化している。


Singer ACS Door open

開口部を全て開けるとこんな感じ。


Singer ACS Top

上から見た図。クワガタみたいなフロントカナードの存在感がすごい。


Singer ACS Rear three quarter

リアバンパーは単一のアルミビレットから削り出したものだという。


Singer ACS Rear top

リアにもスペアタイヤが搭載されている。


Singer ACS Rear

マフラーはバンパーの中央から2本出し。デパーチャーアングルはかなり大きそうだ。


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インテリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

Singer ACS Entry

シンガー ACSのインテリア


Singer ACS Door pull

軽量化のためドアプルはストラップとなっている。


Singer ACS Cockpit

クリーンなコクピット。964がベースだが、液晶メーターなど装備は先進的だ。


Singer ACS Steering wheel

ステアリングにはパドルシフトやスイッチ類が機能的に配置されている。


Singer ACS Seat

FIA承認のバケットシートを装備している。長いサイドブレーキレバーはラリーカーならではだ。


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シャシー

Singer ACS Drift

オフローダーということで、アンダーボディは5mm厚のアルミ板で保護されています。

Singer ACS Suspension

ロングトラベルダンパーは各車輪に2本ずつ装着されており、5wayの調整が可能です。
ブレーキキャリパーは前後とも4ピストン。
ホイールは鍛造アルミニウム製の16インチ。
タイヤはBFグッドリッチです。

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パワートレイン

Singer ACS Jump

エンジンは3.6リッター・空冷フラット6ガソリンツインターボで、最高出力は456ps、最大トルクは570Nmを発生します。

トランスミッションは5速シーケンシャルで、パドルシフトによる変速が可能です。
3つの機械式ディファレンシャル(前後とセンター)が装着されており、4つの車輪全てを駆動します。

Singer ACS Jump rear

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価格・発売日

Singer ACS

製作された2台のACS。赤い方がターマック用。

このマシンはとある顧客が2台発注し、1台はオフロード用、もう1台はターマック用に設計されています。
価格は不明ですが、シンガーの911は数千万円するのが普通なので、このモデルも同様でしょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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