エストレーマ フルミニア 全固体電池搭載のハイパーEVは2000馬力オーバー!
イタリアのエストレーマ(Estrema)というEVベンチャーが、「フルミニア(Fulminea)」というハイパーカーのプロトタイプを発表しました。
全固体電池を搭載しており、最高出力は2,040psというとんでもない代物です。
今回はエストレーマ フルミニアの概要をご覧ください。
エストレーマ フルミニアの概要
エクステリア
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パワートレイン
エストレーマによると、フルミニアに搭載されている全固体電池のエネルギー密度は500Wh / kgなのだそうです。
バッテリー容量は100kWhという大容量ですが、重量は300kgしかありません。
ちなみにテスラの100kWhバッテリーは625kgあるそうなので、同じ容量で半分以下ということになります。
これによりフルミニアの車重は1,500kgに抑えられています。
モーターは4つ搭載されており、最高出力は2,040ps。
つまりパワーウエイトレシオは約0.74です。
そのためフルミニアの0-100km/hは約2.0秒、0-320km/hでも10秒未満で加速できます。
850Vのアーキテクチャを採用しているので、急速充電を用いれば、約15分でバッテリー残量10%から80%までチャージできるそうです。
また、ウルトラキャパシタを利用した回生システムも開発中だと話しています。
航続距離はWLTP基準で520kmです。
価格・発売日
価格は1,961,000ユーロです。
記事執筆時点のレートで日本円に単純換算すると、約2.6億円となります。
デリバリーの開始は2023年第4四半期を予定しているそうです。
生産台数は最大61台に限定されています。
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