デイリーF1ニュース(2017年4月13日号) アロンソのインディカーはオレンジ色 他
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- アロンソのインディカーはオレンジ色
- アロンソの参戦に対するインディカードライバーたちの反応
- レッドブル、リカルドがフェラーリ移籍という噂を一蹴
- F1はオーバーテイクを増やすためにDRSを調整すべきか?
それではご覧ください。
トップ画像の出典: f1technical.net
アロンソのインディカーはオレンジ色
マクラーレンのザック・ブラウンは、来月のインディ500で「パパイヤ・オレンジ」をブリックヤード(インディアナポリス・モーター・スピードウェイの愛称)に戻すとコメントしました。
マクラーレンの創業者であるブルース・マクラーレンはニュージーランド生まれ。当地のナショナルカラーはオレンジですから、マクラーレンのマシンも以前はオレンジに塗られていました。
ロン・デニス体制から切り替わったのを機に、マクラーレンは原点回帰を進めているようです。
Source: Alonso embraces Indy and his inner orange | en.f1i.com
アロンソの参戦に対するインディカードライバーたちの反応
インディカー・シリーズのレギュラードライバーたちは、フェルナンド・アロンソのインディ500参戦をどう受け止めているのでしょうか?
Source: IndyCar drivers “shocked and excited” by Alonso’s arrival | f1fanatic.co.uk
レッドブル、リカルドがフェラーリ移籍という噂を一蹴
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ氏は、ダニエル・リカルドがキミ・ライコネンの後釜として、フェラーリに移籍するという噂を一蹴しました。
「我々は最高の、最もバランスが取れたドライバーのペアを持っている」マルコ氏は、ドイツのvild紙に語りました。「マックス(フェルスタッペン)とダニエルは、ともに素晴らしい仕事をしており、最善を尽くしている」
「ドライバーたちは、現時点では我々のアドバンテージだ」とマルコ氏は続けます。
「ベッテルやハミルトンと競争することはできないが、ライコネンやボッタスを置き去りにできる。これが現在最善のダメージコントロールだ」
つまりレッドブルとしては、2人のドライバーこそがアドバンテージなので、手放す気はサラサラ無いということです。
しかし、そもそもリカルドに移籍話が浮上した原因は、①レッドブルがメルセデスとフェラーリに遅れを取っていること、②キミ・ライコネンが不調で、しかもフェラーリのマルキオンネ会長が不満を表明していることの、以上2点が火種となっています。
レッドブルにとって②はともかく、①に関しては看過できない問題です。
Source: Marko dispels Ferrari-Ricciardo rumors | en.f1i.com
F1はオーバーテイクを増やすためにDRSを調整すべきか?
f1fanatic.co.ukにおいて、オーバーテイク増のためにDRSを調整すべきか否かというアンケートが行われました。
結果は、「強く同意」「やや同意」が合計11%、「やや反対」「強く反対」が合計78%で、反対派が大勢を占めました。
中国GPでは見ごたえのあるバトルとオーバーテイクが数多くありましたが、それらを生み出したのはタイヤ選択の差や、タイヤの温まり具合の差であると見なす意見もあるようです。
DRSでのオーバーテイクはストレート上で完了してしまうため、見ごたえという点では、普通のサイドバイサイドからのオーバーテイクには劣ります。
なので反対派が多いのでしょうが、現在のフォーミュラカー・レースでは、乱気流を浴びせられる後続車両が圧倒的に不利です。
その不利を補うだけの措置は必要でしょう。
Source: Should F1 tweak DRS to make passing easier? | f1fanatic.co.uk
前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年4月12日号)| 車知楽
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デイリーF1ニュース(2017年4月14日号)| 車知楽
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