デイリーF1ニュース(2017年6月5日号)フェルスタッペン「最終的には勝つ」 他
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- フェルスタッペン「最終的には勝つ」
- ハース、カナダでもダブル入賞を狙う
- ザウバー、モナコでの不振はサプライズ
- ハミルトン、インディカー軽視発言で炎上!
それではご覧ください。
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フェルスタッペン「最終的には勝つ」
モナコGPでは僚友ダニエル・リカルドのピット戦略にしてやられ、結局5位に終わったマックス・フェルスタッペン。
今シーズンは6戦で2度のリタイアを喫するなど、やや空回りしている感のあるフェルスタッペンですが、シーズン終了までには納得の行く結果が出せると考えているようです。
「僕たちはギャップを埋めるために、最終的な勝利のために戦っている。まだそれに当てはまらない時には、車の改善ができるならば、毎レースそれに集中しなければならない」
「僕たちの車には、もっとグリップが必要なんだ。グリップがもっとあれば、たとえ車をちょっと動かしただけでも、違いがすぐにわかる。僕はそれが鍵になると思ってるんだ」
タグ・ホイヤー=ルノー製パワーユニット(PU)のパワー不足だけでなく、レッドブルはシャシーにも問題を抱えているようですね。
ルノーPUのアップグレードは大分先の話になりそうなので、それまでにシャシーを準備万端整えておきたいところです。
Source: 10 Minutes with… Max Verstappen | crash.net
ハース、カナダでもダブル入賞を狙う
今シーズン初めてのダブル入賞をモナコGPで果たしたハースF1チーム。
チーム・プリンシパルのギュンター・シュタイナー氏は、この勢いをそのままに、カナダでもダブル入賞を狙っていくと語っています。
「チームも、ドライバーも、モンテカルロでは誰もが素晴らしい働きをした」とシュタイナー氏。「モンテカルロでは8位と10位だったが、次(カナダ)ではそれを上回りたい」
「われわれがチームをスタートした2年前には、2年目のモナコでトップ10に2台の車を送り込めるとは誰も思ってなかったし、多くの人がそれを信じたとも思えない」
「いつでもダブル入賞できるというのは言い過ぎかもしれないが、それがわれわれの目標だ」
今シーズン、ハースF1チームを悩ませてきたブレーキの問題については、「ドライバーが自信を持つことが一番」とのこと。
チームはテレメトリでブレーキの摩耗を監視しているので、異常があれば無線でそれを伝えることができるため、同じポイント、同じタイミングで、いつもどおり作動することを信じてほしいと、シュタイナー氏は語っています。
Source: Haas aiming to repeat double success in Montreal | en.f1i.com
ザウバー、モナコでの不振はサプライズ
スペインGPではウルトラソフトでロングランを敢行し、見事ポイントを獲得したザウバーでしたが、モナコGPでは2台ともリタイアという散々な結果に終わってしまいました。
「バルセロナでは、とても競争力があって驚いたんだ」と語るのは、マーカス・エリクソンです。「他のチームはみんなバルセロナにアップグレード・パッケージを持ち込んでいたけど、僕たちはリアウイングしか持っていかなかったのにね」
「モナコには、持てるものをすべて投入した。新しいフロア、新しいバージボード、新しいターニングベイン……すべてだ。僕たちはバルセロナでのパフォーマンスの後だから、中段グループでの争いになると期待していた」
「僕たちは週末を通じて、中段グループでもっとも遅い車から1秒遅れていた。僕たちは週末の間じゅう、車をいじくり回していたよ。何かを試すために、セットアップとは異なる方向にも行った」
「アップグレードしたときには調整が必要なんだけど、モナコでそれをするのは難しいね」
ザウバーはカナダGPでもアップグレードを予定しています。
今度は上手く行くのでしょうか?
Source: Sauber admits surprise over Monaco slump | en.f1i.com
ハミルトン、インディカー軽視発言で炎上!
「年間通じてそのシリーズを戦う他のドライバーを退けて、(フェルナンド・アロンソが)予選5位になったことは興味深いね」
メディアの前でこんなことを言ってしまったがために、ルイス・ハミルトンが集中砲火を受けています。
年間通じてインディカーを戦うグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、「F1では、彼のキャリアを通じて、2台だけのレースだったよね? せいぜい4台だ」と語り、毎戦のように勝者が変わる競争の激しいシリーズは、インディカーをおいて他には無いと語り、ハミルトンの意見を否定しました。
ジェームズ・ヒンチクリフも、「(インディカーは)ピットストップが完璧でなければならず、イエローフラッグも良いタイミングで出ないと勝てない。もちろん良い車と良いタイヤも持っていなければいけない」と語り、インディカーでは全てが完璧でないと勝てないのだと力説しています。
ハミルトンはこれまでにも何度か舌禍事件を起こしていますが、彼のサービス精神の裏返しだと思いますし、ヨーロッパのF1ファンの大半は、ハミルトンと同じような認識のはずなので、今回はちょっと叩かれすぎのような気がしますね。
まあ、アメリカらしいと言えばらしいですが。
Source: Why F1 will struggle to prevent Indy 500 clashes in future | f1fanatic.co.uk
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