タントカスタムの評価・口コミまとめ バカにできない走りの質感!

ダイハツ車の評価・口コミ


走りの良さ+それを表現する内外装=タントカスタム

2013年に登場したLA600S/610Sタントは、懸案だった直進安定性の悪さを解決し、軽トールワゴンとは思えない走りを手に入れました。

「軽は普通車に劣っている」と思われがちですが、タントカスタムの内外装は、タントの走りの良さを表現することで、人々の先入観に対抗しています。そして実際にタントカスタムは、侮られないだけの実力を備えているのです。

トップ画像の出典: daihatsu.co.jp


目次

  1. インテリア
  2. ナビ・電装系
  3. エクステリア
  4. エンジン・燃費
  5. ハンドリング・取り回し
  6. 乗り心地・静粛性
  7. 安全性
  8. 値引き額

インテリア

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シート

シートが小さめです。座面もシートバックも小振りに作られています。


画像の出典: car.watch.impress.co.jp


シートのクッションも硬めとのことです。特にリアシートは、足回りと相まってクッションの硬さが気になるようですね。


画像の出典: car.watch.impress.co.jp


シートにホコリがつきやすいとの声もありました。

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シートのスライド量が自慢

助手席ロングスライドは、フロアスペースを調節できるので便利です。助手席のシートバックにレバーがあるので、運転席側からもスライドできて重宝します。スライド量は380mmです。

リアシートは左右別々にスライドできます。現在は当たり前になった機能ですが、タントカスタム(タント)の強みは240mmというスライド量にあります。

車種名 リアシートスライド量(mm)
デイズルークス 260
タントカスタム 240
ウェイク 240
N BOX(M/C後) 190
スペーシアカスタム 170

デイズルークスにはわずかに及びませんが、軽トップクラスのリアシートスライド量を確保しています。

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ドライビングサポートパックに不満

トップエディション以外のグレードでは、チルトステアリング、運転席シートリフター、リアアンダーミラーは標準装備されず、ドライビングサポートパックというメーカーオプションをつける必要がありますドラポジ調整はどんなグレードだろうと必須だと思うのですが……。

リアアンダーミラーは、2015年12月のM/Cで全グレード標準装備となりました。

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室内の広さと使い勝手

「広っ!」と思わず声が出るくらい広いです。運転席から手を伸ばしても、フロントガラスに手が届かない人がいるくらいです。


画像の出典: car.watch.impress.co.jp


天井が高く開放感がありますが、体の大きな男性だと前席の足元は狭く感じるようです。

リアウィンドウのロールサンシェードは、窓ガラス面積が大きい軽トールワゴンにとっては嬉しい装備ですね。

リアシートにセンターアームレストが無いのが残念です。

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インテリアの質感

黒を基調としたインテリアは安っぽくなくて良いですね。プラスチックの質感も悪くありません。


画像の出典: daihatsu.co.jp


ピアノブラックパネルや本革巻きシフトノブも高級感があります。


画像の出典: autoc-one.jp


ただし「RS」の革巻きステアリングの質感は良くありません。ちょっと柔らかいウレタンステアリングという評価がありました。


画像の出典: autoc-one.jp


ダイハツ純正のmomo本革巻きステアリングの方が触り心地が良いらしいのですが、ステアリングスイッチが使えなくなってしまいます。

トップシェイドガラスは、「トップエディションSAⅡ」にのみ標準装備され、他のグレードには設定すらありません。


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リアサイドウィンドウは半分程度までしかさがりません

ルームミラーはチープで、しかも位置が高くて手前すぎます

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小物収納

イルミネーションは廃止されてしまいましたが、ワンプッシュ式オートオープンカップホルダーの使い勝手は良いとのことです。


画像の出典: autoc-one.jp


助手席シート下の収納は、ディーラーオプションになってしまいました。工賃が高いので、自分で取り付けるという人もいました。

オーバーヘッドコンソールも廃止されてしまいました。

小物収納は数こそ多いのですが、物入れの容量は小さめです。

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ラゲッジスペース

床が高く、スペース的にN BOXに負けています。


画像の出典: daihatsu.co.jp


4名乗車時のラゲッジスペースは狭い(荷室長290mm)です。後席に人を頻繁に乗せる方にはデメリットになるでしょう。リアシートをスライドさせれば550mmまで拡大できるので、2名乗車時には問題ありません。

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ナビ・電装系

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メーター

イグニッションONでメーターが最大値まで行きゼロに戻るという演出があります。インフォメーションディスプレイも多機能ですし、センターメーターも慣れれば明るくて見やすいです。


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ナビ・バックモニター

ナビ

6.2インチの「スマートフォン連携ナビ」は起動の遅さやノイズ音の発生などが報告されています。スマホの種類によって相性があるようで、iPhoneだと問題無いとの指摘もありました。

8インチのディーラーオプションナビは、操作感がモッサリしています。DSRC連動や、HDMI接続もありません。

バックモニター

バックカメラは、メーカーオプションの「スマートフォン連携ナビ」を装着するか、「ディーラーオプションの純正ナビ+純正ナビ装着用アップグレードパック」を選択することで使えます。

画面の下の方が自車のナンバープレートで埋まってしまいます。


画像の出典: daihatsu.co.jp


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スイッチ・レバー類

ディーラーオプションナビを選んでも、純正ナビ装着用アップグレードパックを付ければ、ステアリングスイッチが使えます。メーカーオプションの「スマートフォン連携ナビ」の場合は、標準でステアリングスイッチが装着されます。

パワースライドドアのスイッチがステアリングコラム右側に集約されているため、ステアリングに隠れて見づらい位置にあります。

パワーウィンドウスイッチのイルミネーションは廃止されました。

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その他電装系

空調関連

全グレードにオートエアコンを標準装備しています。

2WD車のリアヒーターダクトはメーカーオプションなのが残念です。4WD車は標準装備となります。

オーディオ

社外品の17cmスピーカーは取り付けられません。鉄板開口部が小さいため無理なようです。スピーカーや内装に小加工を施せば付けられないこともないみたいですが、改造は自己責任でお願いします

ワイパー

ワイパースピードを無断階調節できません

キーレス

純正リモコンエンジンスターターのサイズが大きすぎます。それでも社外品よりは使い勝手は良いみたいです。

ドアロック

車速感応オートパワードアロックが全ドアに標準装備されています。

サイドミラー

キーフリーでドアロックすると、自動でミラーが格納されます

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エクステリア

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外装の質

外装樹脂パーツの品質が悪いです。ボンネットやリアスポイラーの歪み、グリル樹脂内部のゴミなどが報告されています。

ドアノブがメッキされてないことが気になる人もいるようです。

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乗降性

ミラクルオープンドアの開口部は驚異的な広さです。スライドドアが大きく後ろまで開くので、スペーシアなどよりも開口部は広いです。


画像の出典: daihatsu.co.jp


両側スライドドアの使い勝手は最高と絶賛されています。ただしノンターボ車の「X」は、右側のパワースライドドア機能がメーカーオプションとなっています。

リアゲートは樹脂製なので、軽くて開閉が楽です。

助手席が半ドアになりやすいとの報告がありました。ピラーレスで剛性が低いためかもしれません。

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ヘッドライト

LEDヘッドライトは凄まじく明るい上、オートヘッドライトも装備されています。


画像の出典: car.watch.impress.co.jp


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エンジン・燃費

実燃費

街乗り15~18km/L程度ですが、エアコンを付けると11km/L程度にまで悪化することがあります。

燃料タンク容量が先代40L→現行30Lに減らされたため、給油回数が増えて面倒と嘆く人も多いようです。

パワー・トルク

ターボ車の出足はスムーズで、坂道でも十分なトルクがあります。しかしエアコン使用時は加速がやや鈍るようです。

NA車は車重に対して完全にパワー不足です。発進加速や坂道で非力さを感じるとの口コミが目立ちました。上り坂が多い地域に住んでいるなら、NAはやめておいた方が無難です。

トランスミッション

パドルシフトの設定がないので、エンジンブレーキを効かせたいときに不便です。

アイドリングストップの使い勝手

反応は良いのですが、停止するとすぐに作動してしまいます。それゆえ右左折時にはエンジン停止と再始動を繰り返し、ギクシャクします。

アイストからの復帰時の振動も大きめです。

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ハンドリング・取り回し

走行性能

加速ではN BOXには及びません。しかし直進安定性は先代から大幅に改善されました。また、前後に装着されたスタビライザーによってロールが少なく安定したコーナリングを実現しています。

小回り・取り回し

最小回転半径は、RS:4.7m X:4.4mです。N BOXが4.5~4.7m、スペーシアが4.4mですので、ほぼ互角といえます。

操作系の感触と使い勝手

電動パワステは軽すぎず、丁度いい重さです。

フットブレーキは初期タッチが悪く、スポンジーで剛性感がありません。ペダル形状も悪く、誤って支柱を踏んでしまうこともあるとか。

視界

前方視界が非常に広く、見晴らしが良いです。しかし斜め後方の視界はドア枠に遮られます。夜間、メーターの光が左ドアガラスに映り込むのが気になるとの声もありました。

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乗り心地・静粛性

路面からの突き上げ・ボディのガタピシ感

平坦路では突き上げ感が少ないのですが、荒れた道では凹凸を拾いやすいようです。(「RS」の15インチでの評価)

「X」の14インチの方が乗り心地は良いみたいです。

静粛性

ロードノイズは気になりません。しかし走行中は車両後部からギシギシ音が聞こえてきます

ターボ車は回転数を抑えて走れるため、エンジン音はとても静かです。しかしNA車は高回転になりやすく、必然的にうるさくなりがちです。

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安全性

◯=標準装備 △=メーカーオプション −=設定なし

名称  RS  RS SA Ⅱ  X  X SAⅡ
横滑り防止装置
プリクラッシュブレーキ
クルーズコントロール
レーダークルーズコントロール
車線逸脱警報
レーンキープアシスト
アダプティブヘッドライト
ブラインドスポットアシスト
ヒルスタートアシスト
運転席・助手席エアバッグ
サイドエアバッグ
カーテンエアバッグ

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値引き額

本体値引き額 平均8.3万円

オプション値引き額 平均12.0万円

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最後まで読んでいただきありがとうございます。スライドドア軽自動車に興味のある方は、以下の記事もぜひご覧ください。

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