トヨタS-FRは1.2リッターターボ搭載で車重1トン以下!?
S-FRはロードスターキラーか?
東京モーターショーでトヨタが発表したコンセプトカー「S-FR」。新しいヨタハチだのピカチュウに似てるだのと話題になりましたが、早くもそのスペックに関する情報が漏れ聞こえてきました。
Report Says Toyota S-FR May Get 1.2L Turbo Engine Instead Of N/A 1.5L – carscoops
トヨタのパワートレーンエンジニアが語ったところによると、エンジンは「将来の幅広いレンジのモデルに適合するよう開発が進められているアトキンソンサイクルの1.2リッターターボ」とのことなので、おそらくオーリスの1.2リッター直噴ターボ「8NR-FTS」が、S-FRに搭載されると思われます。予想されるスペック(114ps、185Nm)も、8NR-FTSとほぼ同じです。
S-FR=ロードスター?
S-FR Forumでは1.5リッターのNAエンジンにアイシン製の6速が組み合わされると噂されているようです。こちらは出所不明の情報ですが、もし事実だとすれば、S-FRはマツダ・ロードスターのトヨタ版ということになります。
トヨタとマツダが業務提携していることを考えると、S-FRとロードスターが、86とBRZのような兄弟車になる可能性もあながち否定できません。1.5リッターNAの搭載も十分ありえると思います。
どちらのエンジンが搭載されるにしろ、S-FRがロードスターと似たようなパッケージングになることはほぼ確実です。トヨタは後出しジャンケンで勝つのが得意※1なメーカーですが、マツダ・ロードスターという強敵相手に、果たしてそれが通用するでしょうか。
「ホンダ・ストリーム」そっくりのパッケージングを持つミニバン「トヨタ・ウイッシュ」を後発で販売し、ストリームのシェアを奪い絶版に追い込んだ。