東京オートサロン2016注目エアロパーツ NDロードスター編
気になるチューニングロードスターをピックアップ!
1月15日から千葉県の幕張メッセにて、第34回東京オートサロンが開催されます。
オートサロンとは?
カスタムカーの祭典で、当初はアンダーグラウンドなイメージのあったイベントですが、近年では自動車メーカーも出展する大規模なイベントに成長しました。
オートサロンで参戦体制を発表するレーシングチームもあるので、モータースポーツファンにとっても注目のイベントとなっています。
ロードスターの大量出展
チューニングカーにおける今年の目玉は、やはりマツダ・ロードスターでしょう。チューニングやカスタムの程度に差はあれど、なんと19台ものNDロードスターが出展されるのですから。
ロードスターのチューニングに変化?
チューニングパーツメーカーであるBLITZとトラストは、NDロードスターのターボ仕様を出展する予定です。
ロードスターというとNAのまま軽量化や足回りの強化を施して、生来の素性の良さを引き出すようなチューニングが主でした。どちらかというと、ターボチューンは毛嫌いされていたように思います。
ターボは今度こそ受け入れられるか?
NB8Cにはターボグレードが設定されていましたが、1代限りで無くなってしまいました。ロードスターのファン層は、ターボを好まなかったのでしょう。
BLITZはボルトオンターボキットを開発中とのことですが、ロードスターのターボチューンが流行る下地は無さそうに見えます。
86/BRZのボルトオンターボが好評だったからこそ、NDのも開発しているのだと思いますが、2匹目のドジョウは果たしているのでしょうか。
目次
- BLITZ ロードスター
- KUHL RACING NDロードスター
- KNIGHT SPORTS ロードスター
- Kansai ロードスター
- AIMGAIN ロードスター
- DAMD ROADSTER DARK KNIGHT
- GReddy ND ロードスターターボ
BLITZ ロードスター
上述のとおり、BLITZのロードスターはターボ仕様です。冷却系、スロットルコントローラー、NUR-SPECマフラーなど、一通り手が加えられています。
エアロは同社のブランド「AERO SPEED R-CONCEPT」ですね。このシリーズはスリークなデザインでとてもかっこいいです。
車高調はDAMPER ZZ-R SpecDSCが装着されています。電子制御で減衰力調整が可能なダンパーキットです。スプリングはフロント5K、リア2.5Kのストリート仕様。
ホイールは「エンケイ Racing RPF1」、タイヤは「ダンロップDIREZZA ZⅡ★SPEC」の16インチです。
KUHL RACING ND ロードスター
KUHLというと今回のオートサロンに出展するド派手なGT-Rが話題を呼んでいますが、NDロードスターのカスタムにも注目です。
画像にはありませんが、出展車両にはスワンネックGTウイングが付くようです。
変更点は、ボディキット5点セットにセンター2本出しマフラー、AIRREXのエアサス、WORK戦18インチホイールと、エアロパーツメーカーらしくルックス重視のカスタムが施されています。
NDロードスターは抑揚の強いデザインですが、直線的なデザインのエアロも意外と似合いますね。
KNIGHT SPORTS ロードスター
ロータリーエンジンのチューナーとして名を馳せたナイトスポーツ。老舗が手がけたNDロードスターは、アスリートを思わせるようなストイックな外観です。
エアロキット「GRAND EFFECT」は、ノーマルよりも精悍な印象ですね。オーバーフェンダーも迫力があります。
チューニングはCPU・チタンマフラー・ダンパー・クラッチが変更されたライトチューン。ホイールは「ADVAN Racing RZⅡ」、タイヤは「ADVAN NEOVA」の17インチです。
Kansai ロードスター
長きに渡り第一線で活躍している有力チューナー・KansaiサービスのNDロードスターは、ノーマル然としていて、一見しただけでは違いがわかりません。
しかしエアロキットは何とカーボン製! しかも重量増を抑えつつ徹底したボディ補強を行い、オープンカーの弱点となるボディ剛性の低さをカバーしています。
リアタワーバーもトランクの邪魔にならないデザインとするなど、老舗らしい細かな気づかいは流石の一言。
エンジンに関しては、マフラー+CPUのみ。車高調は「HKSハイパーマックスMAX Ⅳ GT」、ホイールは「ADVAN Racing RZⅡ」、タイヤは「ADVAN NEOVA AD08R」の17インチです。
AIMGAIN ロードスター
まずは画像をご覧ください。
ビス止めオーバーフェンダーが大迫力! ロケットバニーやリバティウォークがリバイバルさせたビス止めオーバーフェンダーの人気は、まだしばらく続きそうですね。
チューニングはRS★Rの車高調とマフラーのみ。ホイールは「AIMGAIN GⅡM」というオリジナルデザインのものを装備。タイヤは「ニットーNT05」の16インチと書かれているのですが、画像だとグッドイヤーを履いています……。
DAMD ロードスターブラックカーボンエディション
オートサロン公式サイトでは上記の名前なのですが、ダムドのサイトだと「ロードスター ダークナイト」となっています。
渋くてかっこいい(小並感)。フロントスプリッターと開口部をつなぐ爪のような部分が、アクセントとして効いていますね。
GReddy ND ロードスターターボ
トラストのNDロードスターは要注目です。ターボ仕様であるだけでなく、ロケットバニーのワイドボディエアロが装着されるからです。
タービンはTD04H。CR-Zのボルトオンターボによく使われていたタービンなので、サイズも同じ15Gになると思われます。
おそらくノーマルインジェクターのままなら30~40psくらいパワーアップできるのではないでしょうか。
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