マツダCX-4が北京モーターショーで正式にお披露目
CX-5「弟のくせにオレよりデカいなんて……」
マツダCX-4が正式発表されました。散々スパイショットが流出していたため、パッと見での驚きはありませんが、明らかになった新事実は非常に興味深いものです。
目次
CX-4のサイズ
CX-4は、サイズ的にCX-5より大きな車だそうです。だったらCX-6と名付けるべきだと思うのですが、なんらかの事情があるのでしょう。
大きさ | CX-4 | CX-5 |
---|---|---|
全長(mm) | 4633 | 4540 |
全幅(mm) | 1840 | 1840 |
全高(mm) | 1535 | 1705 |
ホイールベース(mm) | 2700 | 2700 |
全幅とホイールベースは同じですが、CX-4の方が全長は93mmも長く、全高にいたっては170mmも低くなっています。
ホイールベースが同じなので、全長の増加分はオーバーハングが延長された分ということになります。CX-4とCX-5を、サイドからの画像で比較してみましょう。
ラゲッジスペース容量を確保するためか、リアオーバーハングはCX-4の方が明らかに長いですね。フロントはほぼ同じくらいか、CX-4の方が短いくらいでしょうか。
オーバーハングが長いと旋回性能が悪化しますが、CX-4は全高が低くなっているので、CX-5と同等以上の旋回性能は確保されているはずです。
CX-4のインテリア
インテリアのデザインは近年のマツダ車に準じたものですが、アクセラなどよりも高級感のある仕上げになっています。
ディーゼルは搭載されない?
意外だったのはエンジンです。CX-4に搭載されるのは2.0Lと2.5LのSKYACTIV-G、つまりガソリンエンジンだけで、クリーンディーゼルの搭載はアナウンスされませんでした。
2.0L仕様は156ps、2.5L仕様は189psとのことです。CX-5のガソリンエンジン(PE-VPS, PY-VPS)が、そのままCX-4に搭載されるのでしょう。
トランスミッションは6ATで、マツダの新世代4WDシステム「i-ACTIV AWDと組み合わされます。おそらくFF仕様も用意されるはずです。
KOERUコンセプトとの比較
正式発表されたCX-4と、元になったKOERUコンセプトを比較してみましょう。
コンセプトカーとほぼ同じデザインですね。リア周りなどは、KOERUコンセプトとCX-4を見分けるのが難しいくらいです。
コンセプトカーを作る段階で、市販を前提にしてデザインを煮詰めていないと、こんなことはできないでしょう。ファンをがっかりさせないマツダに拍手を送りたいですね。
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