デイリーF1ニュース(2017年5月26日号) パーマー、モナコがラストレース? 他
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- パーマー、モナコがラストレース?
- ハミルトン、天国から地獄
- ベッテルはメルセデスの復調を警戒
それではご覧ください。
前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年5月25日号)モナコGP フリー走行1の結果 他
翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年5月27日号)モナコGP フリー走行3の結果 他
画像の出典: media.f1i.com
パーマー、モナコがラストレース?
今シーズン、ルノーはニコ・ヒュルケンベルグが大活躍し、彼はすでに14ポイントを獲得しているものの、チームメイトのジョリオン・パーマーの方はというと、今だにノーポイントです。
ヒュルケンベルグが活躍できている以上、ルノー・RS17に入賞できるだけのポテンシャルがあるのは明白なのですが、パーマーはそれを引き出せていないようです。
そのパーマーが、モナコGPを最後にルノーから放出されるという噂が流れています。
パーマーは捲土重来を期しているようですが、ルノーの首脳陣が彼の復活を気長に待ってくれるとは思えません。
どうせ乗せるなら26歳のパーマーよりも、ルノー子飼いの若手ドライバーを乗せた方がいいからです。
とくにルノーにはセルゲイ・シロトキンというリザーブドライバーがいて、彼はかなりの額の持参金を持ち込んでいると言われていますから、パーマーを乗せておく積極的な理由が無いのです。
Source: Could Monaco be Palmer’s last race with Renault? | en.f1i.com
ハミルトン、天国から地獄
フリー走行(FP)1回目をトップで終え、最高の形でモナコGPの週末をスタートしたルイス・ハミルトンでしたが、FP2ではなんと8番手!
FP2をトップで終えたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に、1秒以上のタイム差を付けられてしまったのです。
「今日の午後はどんな理由であれ、タイヤが機能していなかった」とハミルトン。「何らかの理由でタイヤが機能しなかった。それでタイヤが滑りまくったんだ」
「(タイヤが滑る)その何かについては、土曜日に向けて勉強し、修正しなければならない。私たちがどこで間違ったのかを知るために学ばなければならないことは沢山あるけど、私はチームスタッフを信じている」
FP1では速さを見せていたので、完全にセットアップの問題なのでしょう。
しかしモナコでは予選がかなり重要ですから、それまでに修正できないと、優勝するチャンスがほぼ無くなってしまいます。
Source: Hamilton: 'Night and day difference’ between FP1 and FP2 | f1fanatic.co.uk
ベッテルはメルセデスの復調を警戒
メルセデスの失速に驚いたのが、最大のライバルであるフェラーリのベッテルでした。
「今日はメルセデスに何が起こったのかわからないよ」とベッテル。「何か理由があってのことだと確信している。土曜日には全力で復調してくるだろう。レッドブルと一緒にね」
FP2でトップを獲得したことについては「まだ木曜日だから、土曜日にハッキリとした見通しを得るまで待たないとね」と述べたものの、「すでに車から良いフィーリングを得られているのは良いことだよ」と、手ごたえがあることを認めています。
FP1では出遅れ、FP2でも序盤は精彩を欠いていたフェラーリ勢でしたが、徐々にセットアップを進めて、最終的にはベッテルがトップタイム、キミ・ライコネンも3番手タイムを記録しました。
フェラーリとメルセデスの差は、タイヤを上手く使えているかどうかにあります。
今シーズンはフェラーリの方がタイヤを機能させるのが上手く、逆にメルセデスは「ハマれば速い」ものの、そうでないとグダグダになることが多いです。
Source: Vettel expects Mercedes to bounce back on Saturday | en.f1i.com
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