デイリーF1ニュース(2017年6月15日号) マクラーレンのトップ、ホンダを語る 他

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • マクラーレンのトップ、ホンダを語る
  • レッドブルはルノーをどう思っているのか?
  • ジョリオン・パーマーの問題点
  • カナダGPでピットストップが一番速かったのは?

それではご覧ください。

前日のデイリーF1ニュース
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翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年6月16日号)ピレリ「大半のレースで1ストップ作戦可能」 他


マクラーレンのトップ、ホンダを語る

マクラーレンのエグゼクティブ・ディレクターであるザック・ブラウン氏が、ホンダについて率直に語っています。

「今週末にわれわれが、率直に語ったことが重要だった。マクラーレンが自らの意見を提出したのは、本当に初めてのことだったから」とブラウン氏。

「私は同じことを繰り返したくない。そしてこれで何かが変わるとも思わない。われわれの立場を補強するだけだ」

「彼ら(ホンダ)は何かが行われなければならないと知っていると私は思う。彼らは失望し、動揺している」

「今日、(カナダGPの視聴者)4億人の人々は、何が起こったのかを見た。われわれが既にした以上のコミュニケーションを、これ以上する必要はないと思う」

「ホンダの役員会が何を考えているかは知らない。でも私は全員が同じことを考えていると思う。難しい仕事に挑戦し、問題を修正するということをだ。でも現在のところ、問題は修正されていない」

日本国内では、マクラーレンがホンダとの契約を破棄するはずがない、あるいは破棄できやしないという声が多いようです。
はたしてどうなるのでしょうか。

Source: McLaren’s Zak Brown: 'I’m just speechless!’ | en.f1i.com

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レッドブルはルノーをどう思っているのか?

今年中の大型アップグレードが無いと判明したルノーエンジンについて、レッドブルはどう思っているのでしょうか。
レッドブルF1を率いる、クリスチャン・ホーナー氏が、インタビューに答えています。

「(大型アップグレードが無いことについて)それはルノーが決めたことだからね。私たちは可能な限り、今できる限りのことをするよ。たしかに、あとでよりもすぐの方がいいけどね!」

エクソン・モービルが新たなパフォーマンスを見つける素晴らしい仕事をしてくれたので、うまくいけばそれが少し後押しになるかもしれない」

「今年ルノーがこのままあきらめるとは思えない、彼ら(ルノー)もそう言っていた。だから私たちはプッシュしているんだ」

ちなみに、レッドブルの空力部門のナンバー2だったピーター・マシン氏がルノーに移籍したことについて、ホーナー氏は「ルノーとの取引ではないが、有望な才能のための機会が増える」とコメントしています。

Source: Christian Horner Q&A: Red Bull progressing – Renault upgrade or not | formula1.com

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ジョリオン・パーマーの問題点

ルノージョリオン・パーマーは、モナコに続きカナダでも11位と、またもやポイントを目前で逃してしまいました。

カナダではルーキーのランス・ストロールがキャリア初ポイントを獲得しました。
よって今季いまだノーポイントなのは、マクラーレンの2台とザウバーのマーカス・エリクソン、そしてパーマーの4人だけです。

「ペースは少し良くなったと思うし、もし予選順位が2〜3位上だったら、ポイントを獲得できていたかもしれない」とパーマー。「レースは今回も好調だった。予選Q2もポジティブだった。懸命に努力し続けなければならない」

しかしパーマーは、なぜニコ・ヒュルケンベルグとの間にこれほどの差が生じているのかについて「説明できない」と語っています。

「私は間違ったことはしていないと思う。そこには違いを生む小さなことがあるんだ。私はできる限り上手くドライビングしなければならないのであり、ガレージの反対側で起こっていることは問題ではない」

モナコで惨敗を喫したルイス・ハミルトンは、メルセデスW08のタイヤの発熱について、チームメイトのバルテリ・ボッタスとの差を徹底的に研究し、カナダGPで見事な復活優勝を果たしました。
パーマーがヒュルケンベルグとの差を「問題ではない」と考えているのならば、そのような考え方こそが問題なのだと思います。

Source: Palmer is clearly lost, with no turnaround in sight | en.f1i.com

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カナダGPでピットストップが一番速かったのは?

F1のシリーズスポンサーであるDHL社が後援している「DHLファステスト・ピットストップ・アワード」という賞があります。
ピットストップが速かった順にポイントを与え、シーズントータルでピット作業のチャンピオンを決めようという企画です。

カナダGPで最もピットストップが速かったのは、ウィリアムズランス・ストロール担当クルーでした。
停止時間はわずか2.17秒
給油が廃止されたころは「3秒台なら速い」と言われていたのに、いまや1秒台に手が届かんとする勢いです。

シーズントータルで見てもウィリアムズがトップとなっており、ピット作業の速さが彼らの武器となっているのがわかります。

チャンピオンシップを争う2チームはというと、メルセデスは2位につけているものの、フェラーリはなんと6位です。
フェラーリはピット戦略は上手なのに、ピット作業は昔から下手なんですよね。

Source: DHL FASTEST PIT STOP AWARD: FORMULA 1 GRAND PRIX DU CANADA 2017 | dhl-in-motion.com

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