デイリーF1ニュース(2017年11月20日)ルノー「今年の勢いを来年に持ち越したい」

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ルノー「今年の勢いを来年に持ち越したい」
  • アロンソがTS050でのテストを完了
  • フォーミュラV8 3.5シリーズが20年の歴史に幕

それではご覧ください。


ルノー「今年の勢いを来年に持ち越したい」

トロロッソとコンストラクターズランキング6位を争っているルノーの最高技術責任者であるボブ・ベルが、最終戦への意気込みを語っています。

「トロロッソを追い抜くチャンスを最大化することを目指して、すべての点で戦うつもりだ」とベル。
しかし分配金を得るためだけに、6位を目指しているわけではありません。

「コンストラクターズランキングで6位を獲得することは重要だ。なぜならチャンピオンシップでの勝利と成功への途上にあるということを、このチームは見せたいからだ。勢いを生み出し、それを感じることが重要なんだ」

「車の性能とそれを引き出す能力は、シーズンを通じて大きく改善した。われわれができなかったのは、そのパフォーマンスを日曜日の午後にポイントへと変換することだ」

ワークス・ルノーは尻上がりに調子を上げてきましたが、最近は再び信頼性の問題で苦しんでいるのが気がかりですね。
最終戦でトロロッソを追い抜いて、イヤなイメージを払拭してから、シーズンオフに入りたいというのが本音なのでしょう。

Source: Renault building momentum for 2018 campaign, says Bell | en.f1i.com

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アロンソがTS050でのテストを完了

フェルナンド・アロンソが、トヨタのLMP1マシンであるTS050でのテストを完了しました。

バーレーンインターナショナルサーキットにおいてテストを行ったアロンソは、TS050で113周を走破。
ベストタイムは1:43.013でした。
ちなみにマイク・コンウェイがWECの予選中に記録したTS050の最速タイムは、1:39.517です。

「すばらしい1日だった」とアロンソは語ります。「LMP1カーでテストすることは、レーシングドライバーにとって、常に良いことだ。なぜならこれらの車をドライブすることは素晴らしいからね」

「LMP1カーは、スティントを通じて非常に安定している。これはポジティブなことだよ。私はこういう車をテストしたいと長らく思っていたが、今日はそれが叶ったのでハッピーだ」

この日はアロンソの周回数が最も多く、セバスチャン・ブエミが64周、19歳の新人トーマス・ローランが31周、その他のレギュラードライバー陣は10周ずつのショートランを行っただけでした。
来季はアロンソがエース待遇になるのかもしれませんね。

Source: Alonso raves about WEC Toyota after first test | f1fanatic.co.uk

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フォーミュラV8 3.5シリーズが20年の歴史に幕

若手の登竜門として、フェルナンド・アロンソロバート・クビサセバスチャン・ベッテルダニエル・リカルドカルロス・サインツケビン・マグヌッセンエステバン・オコンらを輩出してきた伝統あるレースシリーズが、今シーズンをもって幕を下ろします。

このシリーズが1998年に立ち上がったときには、ワールド・シリーズ・バイ・ニッサンという名称でしたが、2005年以降はフォーミュラ・ルノー3.5と統合され、ワールド・シリーズ・バイ・ルノー(WSR)という名称に変更となり。フォーミュラ・ルノー2.0クリオカップなどと併催されるイベントになりました。

WSRは無料で見られるイベントだったので、ステップアップカテゴリーとは思えぬほど観客数が多いシリーズでした。
また、テレビ中継もされていましたから、参戦しているチームはスポンサーを見つけやすかったようです。

参戦コストもGP2(現在のF2)ほど高額ではなかったので、資金力に乏しい若手ドライバーは、GP2ではなくWSRを選ぶ傾向がありました。

低コストで参戦でき、スポンサーも見つけやすいという魅力的なシリーズだったWSRですが、2015年にスーパーライセンスポイントが導入が決定されると、シリーズの将来性に懸念が示されるようになります。
ポイントの面で、FIA F3以下の扱いになっていたからです。

2015年までは、WSRのチャンピオンにさえなれば、スーパーライセンスの発給条件を満たせていました。
しかし2016年以降は、チャンピオンになるだけでは足らず、もう1年走らなければならなくなったのです。

これを受けてか、ルノーは2015年限りで支援の打ち切りを表明。
運営会社が変わってシリーズは継続されましたが、参戦チームの減少を食い止めることはできず、今年限りで終了することになってしまいました。

スーパーライセンスポイント制度は、「今のF1はペイドライバーばかりだ」という批判に対応するためのものでしたが、そのせいでスーパーライセンスポイントが多くもらえる特定のレースシリーズに、ドライバーが集中する状況となっています。
実質的なシート数の減少は、売り手(チーム側)優位な市場を作り出し、結果的に参戦コストの高騰を招いているのです。
結局のところ、下位カテゴリーのペイドライバーを増やしただけでした。

Source: Formula V8 3.5 Series Killed Off Due To Lack Of Entries | carscoops.com

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