デイリーF1ニュース(2017年6月30日号)ホンダのスペック3エンジンは30馬力アップ 他
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ホンダのスペック3エンジンは30馬力アップ
- フェラーリ、イギリスGPでエンジンをアップグレード
- リカルド「セブは時々考えずに行動する」
それではご覧ください。
前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年6月29日号)FIAがベッテルに制裁か 他
翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年7月1日号)新ルノーエンジンは0.2秒も速くなった 他
ホンダのスペック3エンジンは30馬力アップ
マクラーレン・ホンダは、アゼルバイジャンGPでようやく今季初入賞を果たしましたが、それは最新の「スペック3」で達成されたものではありませんでした。
「スペック3」はフリー走行でテストされたものの、レースへの投入は次戦オーストリアGPに先送りされたのです。
ホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏によると、「スペック3」は30馬力アップということですから、もしバクーで実戦投入されていれば、より多くのポイントを獲得できていた可能性が高いです。
しかしそれでも他メーカーのエンジンとは格差があると、長谷川氏は語っています。
Source: Hasegawa: 'Honda will be stronger in 2018’ | en.f1i.com
フェラーリ、イギリスGPでエンジンをアップグレード
フェラーリはシルバーストンでエンジンのアップグレードを行う予定です。
最新バージョンのパワーユニットは、わずかながらパワーが向上し、高速サーキットのシルバーストンにおいて、メルセデスとの戦いを幾分楽にしてくれることでしょう。
パワーアップの他に、FIAが改めて禁止を通達した「オイル・アズ・フューエル(オイルを燃料として使う技術)」規制への対応も、アップグレードに含まれると見られています。
フェラーリエンジンで心配なのは、信頼性ですね。
アゼルバイジャンでは、予選前にベッテルのエンジンからクーラントのリークが発生し、シーズンで3番目のエンジンに交換しています。
パワーユニットの各コンポーネント(ICE、ターボ、エナジーストア、MGU-H、MGU-K、コントロール・エレクトロニクス)は年間4基までと決められているため、フェラーリはあまり余裕が無い状態です。
Source: Ferrari to go all out at British GP | en.f1i.com
リカルド「セブは時々考えずに行動する」
バクーで発生したセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの衝突について、レッドブルのダニエル・リカルドは、ベッテルに非があると考えているようです。
リカルドはかつて、ベッテルのチームメイトでした。
「私はセブの大きな勇気と、このスポーツに対する愛情を尊敬しています」と語るリカルド。「しかし多くの情熱が、時には攻撃性に変わることもある」
「セブは多分、考えずに行動することがあります。おそらく情熱とハングリー精神によって引き起こされることで、たまにはフタをする必要があるでしょう」
「ターン15を出た直後にリスタートすることはありません。おそらくセブはちょっと興奮しすぎていたのでしょうね」
セーフティ・カーを追い抜いてよいというラインは、ターン16出口に設定されていました。
Source: Ricciardo: 'Seb sometimes doesn’t think before he acts! | en.f1i.com
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