ボルボXC60 T8ツインエンジン(PHV)がついに登場!
ボルボ・XC60のプラグインハイブリッドであるT8ツインエンジンが、いよいよ米国で発売されます。
今回はXC60 T8ツインエンジンの詳細をお伝えします。
XC60 T8ツインエンジンのエクステリア
XC60 T8ツインエンジンのパワートレイン
「ツインエンジン」とは、ボルボにおけるプラグインハイブリッドの名称です。
T8ツインエンジンは、ツインチャージャー仕様の2.0リッター・直4エンジンと、リアアクスルに搭載された65kWのモーターによって、システム出力で407psを発生します。
組み合わされるトランスミッションは8速ATで、エンジンがフロントタイヤを、モーターがリアタイヤを駆動する4WDです。
0-100km/h加速は5.3秒、最高速は230km/hに達します。
バッテリーは10.4kWhの容量を持つリチウムイオン電池です。
世界一売れているプラグインハイブリッド車であるプリウスPHVのバッテリー容量が8.8kWhなので、十分な容量と言えるでしょう。
EV走行時の航続距離はまだ公表されていないものの、車格の大きなXC90 T8ツインエンジン(バッテリー容量9.2kWh)でも、米国EPA基準(実燃費に近い測定基準)で22.4kmのEV走行が可能でしたから、XC60 T8ツインエンジンでは、30km程度のEV走行が可能だと思われます。
XC60 T8ツインエンジンの価格・発売時期
グレード | 米国価格($) | 円換算(万円) |
---|---|---|
モメンタム | 52,900 | 581.9 |
Rデザイン | 56,200 | 618.2 |
インスクリプション | 56,700 | 623.7 |
円換算(万円)の項目は、米国価格を1ドル=110円で計算したものであり、日本価格ではないのでご注意を。
アメリカだと995ドルのビークル・デスティネーション・チャージが余計にかかりますが、5,002ドルの連邦税額控除も行われるので、実際には表よりも安い価格で手に入るようです。
XC60の生産は、スウェーデンのTorslanda工場において4月中旬から開始されたものの、当初はPHV仕様の生産が行われていなかったということで、まだ十分に在庫が揃っていないと推測されます。
なので米国での販売開始は、9月からになりそうです。
ボルボにとっては日本もかなり大きな市場なので、9〜10月には発売されると思います。
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