デイリーF1ニュース(2017年9月14日)メルセデスの参戦継続は新レギュレーション次第!?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- メルセデスの参戦継続は新レギュレーション次第!?
- ボッタス、メルセデスとの契約を延長
- クビアトはトロロッソ・ホンダを歓迎!?
それではご覧ください。
メルセデスの参戦継続は新レギュレーション次第!?
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、少なくとも2020年まではF1にコミットメントすると確約したものの、その後については戦略の変更を匂わせるような発言をしました。
「F1はブランドを発展させ若々しくするのを助けてくれた構成要素なので、現在のところは2021年までの戦略に変化は見られない※1」
「コンコルド協定はその日まで続くことについても、私は疑っていない」
※1の傍線部分の原文は、
I do not see a change of strategy until 2021.
となっています。
not〜untilという使い方だと、2021年は含まれないようです。
つまり2021年以降は、戦略を変更する可能性があるということになります。
メルセデスは2019-2020年シーズンから、フォーミュラEにワークス参戦します。
新レギュレーションがメルセデスを満足させるものでなければ、シルバーアローはF1から撤退するかもしれません。
Source: Mercedes to reassess F1 future in 2020 | en.f1i.com
ボッタス、メルセデスとの契約を延長
バルテリ・ボッタスがメルセデスとの契約を更新しました。
新しい契約は2018年末までです。
ルイス・ハミルトンの現在の契約も2018年末までですから、来年末には、メルセデスの2人のドライバーは同時に契約が切れることになります。
そしてボッタスは、またもや1年契約です。
あまり評価されていないんですかね……。
Source: Mercedes confirm Bottas for 2018 | f1technical.net
クビアトはトロロッソ・ホンダを歓迎!?
マクラーレンとの決別が確実視されているホンダのエンジンは、どのドライバーからも不評です。
ルイス・ハミルトンやダニエル・リカルドなどは、マクラーレンやフェルナンド・アロンソに同情するコメントを残しています。
しかしトロロッソのダニール・クビアトは、チームの公式発表があるまではコメントしないと前置きしつつ、「どんなことが起こっても、チームにとっては良いことになるだろう」と語りました。
これが来季を見据えた政治的な発言なのかはわかりません。
しかしクビアトはイタリアGPでも「ルノーと大差ない」などと、ホンダパワーに一定の評価を与えていました。
中団グループでマクラーレン・ホンダと直接戦ってきたドライバーの意見は、タイトルコンテンダーたちとは異なるのかもしれません。
客観的に見ても、今年前半の目も当てられないような惨状とは見違えるほどのパワーと信頼性の向上を果たしていますから、それほど悲観することはないと思うんですけどね。
Source: Toro Rosso’s Kvyat expects “good things" as Honda deal awaited | uk.reuters.com
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