デイリーF1ニュース(2017年10月17日)バトン、インディカー、FE、ル・マン参戦を否定
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- バトン、インディカー、FE、ル・マン参戦を否定
- マクラーレン「来年のインディ500参戦は無い」
- サインツ、ルノーのファクトリーで大歓迎を受ける
それではご覧ください。
バトン、インディカー、FE、WEC参戦を否定
元F1ドライバーのジェンソン・バトンは、来シーズンフル参戦できるレースシリーズを探していますが、インディカーやフォーミュラE(FE)、世界耐久選手権(FE)などは、彼の候補となっていないようです。
「本当に興味が無いんだ」と、バトンはインディカー参戦を否定します。「インディカーには素晴らしいドライバーがいると思う」
「しかし、すごく怖い。彼らがまだ(インディカーで)レースしていることに驚嘆しているよ。とても勇気のある人たちだと思うけど、私はインディカーに触れたくない。キャリアにおいて恐怖を覚える必要は無いと思っている」
「フォーミュラEは、明確にその地位を築いているし、自動車メーカーや使われている技術にとっては良いことだ。間違いなく続けるべきだろう」
「成長の速さや、人々の関与、チーム、メーカー、ドライバーは素晴らしいと思うが、私を再び興奮させる何かが無いんだ」
「私はレースをして楽しみたい。エンジン音を聞きたい、轟音を聞きたい、600馬力以上の何かをドライブしたい」
IMSAに関しては好印象を持っているようですが、バトンは来季のペンスキー・アキュラのラインナップからは外されてしまいました。
IMSAのGTクラスも素晴らしいと彼は語るものの、デイトナプロトタイプにオーバーテイクされたいかどうかはわからないと述べています。
またWECやル・マンに関しては、今が適切な時期かどうかはわからないそうです。
インディカー、FE、WEC(ル・マン)、IMSAのいずれでもないすると、もうスーパーGTくらいしか残っていないと思うのですが……。
Button: IndyCar scares me and Formula E doesn’t excite me | espn.co.uk
マクラーレン「来年のインディ500参戦は無い」
マクラーレンのエグゼクティブ・ディレクターであるザック・ブラウンは、インディカーへの復帰には何年もかかると述べています。
「マクラーレンは今後インディカーでレースを行うことを望んでいる」とブラウン。「しかし、われわれはF1のプログラム以外で活動するときには、まずはF1での努力を損なわないようにしなければならない」
「第2に、われわれに競争力があること。第3に、商業的に実行可能であること。私たちが今行っていることを踏まえれば、インディカーについて多くの時間を費やすことは、F1の努力を損なうことになるので、インディカーチームを築くには何年もかかると言いたい」
ブラウンによると、インディカー復帰の時期として適切なのは2019年だそうです。
でもルノーにスイッチしてタイトル争いできるようになったら、インディ500への参戦は不可能だと思うのですが……。
Source: McLaren boss: ‘We’re years away from fielding IndyCar team’ | indystar.com
サインツ、ルノーのファクトリーで大歓迎を受ける
ルノーに移籍したカルロス・サインツは、ルノーでの初戦を前に、イギリス・エンストンにあるファクトリーに立ち寄り、歓迎を受けたようです。
サインツのマネージャーによると、ファクトリーの人々の雰囲気はとても良く、サインツと会って非常に満足していたと言います。
また、サインツ自身も、規模拡大のため工事中のルノー・ファクトリーを見て、自信を持ったようです。
トロロッソと比較すると、ルノーは別世界だと語っています。
Source: Sainz gets a 'spectacular’ reception at Enstone | en.f1i.com
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