日産 IMxコンセプト 新型電動SUVは、リーフの兄弟車として市販化される!?
日産がIMxコンセプトを発表しました。
日産インテリジェントモビリティを体現する電気自動車(EV)のコンセプトカーです。
今回はIMxコンセプトの概要についてお伝えします。
IMxという名前について
当初、日産が東京モーターショーでワールドプレミアするのは、かつて発表されたコンセプトカー「TeRRA」の市販バージョンだと言われていました。
新型リーフをベースにしたSUVが公開されると考えられていたのです。
しかしフタを開けてみればコンセプトカーだっただけでなく、IMxという名前に変更されていました。
IMxは、日産が2013年に公開した「IDxコンセプト」の市販バージョンに使われると言われており、かつてのシルビアのようなスポーツカーの名前になるはずだったのですが、なぜか電動SUVに名付けられたのです。
まあ、東京モーターショーで新型シルビアが発表されるという噂もあったくらいなので、色々な情報が錯綜した結果、IMxという名称に対する混乱が生じたのでしょう。
IMxコンセプトの概要
エクステリア
インテリア
ニッサン・インテリジェント・ドライビング
新型リーフの「プロパイロット」をさらに進化させた、完全自動運転システムが搭載されるそうです。
完全自動運転の「プロパイロットドライブモード」を選択すると、シートがリクライニングして、リラックスした状態で乗れるように配慮されています。
また、「マニュアルドライブモード」では、シートがドライビング・ポジションに変化するだけでなく、知能化技術によるサポートを受けることで、スポーティーなドライビングを安全に楽しむこともできるようです。
ニッサン・インテリジェント・パワー
ハイパワーなモーターを前後に2基ずつ、計4基搭載することで、435ps・700Nmという出力を発生します。
IMxはクロスオーバーSUVですが、低重心なEV専用プラットフォームによって、ハンドリング性能をも両立しています。
また、エネルギー密度を高めた大容量バッテリーによって、1回の充電で600kmもの距離を走れるとのことです。
まあ、IMxが市販化されるとすれば、新型リーフに来年追加される予定の60kWhバッテリーが搭載されるでしょうから、実際の航続距離は360km程度になると思います。
それでもすごいんですけどね。
ニッサン・インテリジェント・インテグレーション
IMxはインフラとしても機能します。
自動運転でオーナーを送迎した後には、そのまま自動で駐車場に駐車するということも可能になるだけでなく、大容量バッテリーを活用して、スマートグリッドの一端を担うことも可能なのです。
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