デイリーF1ニュース(2017年10月27日)ボッタス、ハミルトンを賞賛
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ボッタス、ハミルトンを賞賛
- ベッテル、チーム代表のアリバベーネを擁護
- オコンも脅迫を受けていた!
それではご覧ください。
ボッタス、ハミルトンを賞賛
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、夏休み以降のルイス・ハミルトンの競争力が、新しいレベルに突入していると見ています。
ハンガリーGP終了時点でのハミルトンとボッタスのポイント差は、わずか19点でした。
しかし現在(アメリカGP終了時点)では、その差は139点まで開いてしまいました。
「彼は一貫して、車から得られる全てを手に入れている」とボッタス。「それぞれのトラックや各コンディションごとに正しくセットアップしている。それは経験だけでなく、ハードワークによるものだ」
一方、後半戦のボッタスは苦戦続きです。
「(後半戦では)間違いなく、他のレースよりも苦労したレースがいくつかあった。いくつかはかなりポジティブな結果だった」
「アメリカGPでもポジティブなことはたくさんあった。結果は最適から程遠いものだったけどね」
メルセデスが強さというよりも、ハミルトンの強さが際立っていた後半戦でした。
メキシコでもそれが見られるに違いありません。
Source: Bottas: Hamilton has raised his game since the summer | f1fanatic.co.uk
ベッテル、チーム代表のアリバベーネを擁護
アジアラウンドでの悲惨な結果を受けて、スクーデリア・フェラーリを率いるマウリシオ・アリバベーネ代表への風当たりが強まっています。
フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、アリバベーネひとりを責めるのは「バカげている」と発言しましたが、それでもアリバベーネの解任論はくすぶったままです。
セバスチャン・ベッテルも、チームのボスを擁護しています。
「結果を見てほしいんだ」とベッテル。「2014年以降のフェラーリがどこにいたか、2014年のフェラーリの競争力はどうだったか、そしてそれがどれだけ酷いものだったか」
「精神が堕落していた。彼(アリバベーネ)はそれを元に戻し、改革を始め、物事を変え、それ以前の20年間に行われていたことを為す責任のある重要な人物なんだ」
「彼は革新的で創造的な考え方を持っているし、正しく、良いリーダーだよ。どんなレベルの人であっても、全ての人から尊敬されているんだ。もちろん僕もファンの一人だよ」
たしかに今年のフェラーリは、ここ数年間で最高の結果を残しています。
メルセデスには勝てませんでしたが、シルバーアローに冷や汗をかかせるところまで来たわけですから、その功労者を切り捨てるのは愚策でしょう。
Vettel adamant Arrivabene responsible for Ferrari resurgence | en.f1i.com
オコンも脅迫を受けていた!
元F1ドライバーのミカ・サロが、アメリカGPでスチュワードを務めたために、ペナルティを課されたマックス・フェルスタッペンのファンから脅迫を受けているというニュースを、昨日のデイリーF1ニュースでお伝えしました。
すると今度はエステバン・オコンも、ファンから脅迫を受けていたことが発覚したのです。
フォース・インディアチームは、オコンのためにセキュリティを強化したといいます。
オコンを脅迫していたのは、彼のチームメイトであるセルジオ・ペレスを応援している、メキシコのファンたちです。
ペレスファンの一部はツイッター上において、オコンの身体に危害を加えるという趣旨のツイートを公然と行っていました。
ツイートされたのは今年の8月末ごろ──ベルギーGPで両者が接触事故を起こした時期──なので、今週末に行われるメキシコGPで、ペレスファンの一部が過激な行動にでる可能性は低そうです。
ペレス自身も、オコンと話し合いをした後は雰囲気が良くなったとコメントしています。
とはいえメキシコですから、なんだか怖いですよね。
Source: Ocon received death threats after Perez clashes | f1fanatic.co.uk
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