デイリーF1ニュース(2018年1月22日) F1ドライバーのお給料(2018年版)
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- F1ドライバーのお給料(2018年版)
- ノリス「ハミルトンとの比較はモチベーションに」
- プロモーターはつらいよ
それではご覧ください。
F1ドライバーのお給料(2018年版)
金額はすべて推定値だそうです。
ワールドチャンピオンや優勝経験者以外は、案外もらってないなあという印象を受けました。
サッカー(欧州)とか野球(MLB)の方が給料は良さそうですね。
それにしても、ストフェル・バンドーンはなんでこんなに給料が高いんでしょう?
ダニエル・リカルドよりも高いというのは、明らかにもらいすぎだと思います。
順位 | ドライバー名 | チーム名 | 金額(万ドル) |
---|---|---|---|
1 | S・ベッテル | フェラーリ | 4,000〜6,000 |
2 | L・ハミルトン | メルセデス | 5,000 |
3 | K・ライコネン | フェラーリ | 700〜4,000 |
4 | F・アロンソ | マクラーレン | 3,000 |
5 | V・ボッタス | メルセデス | 1,200 |
6 | M・フェルスタッペン | レッドブル | 1,000 |
7 | S・バンドーン | マクラーレン | 700 |
8 | D・リカルド | レッドブル | 600 |
9 | N・ヒュルケンベルグ | ルノー | 550 |
10 | S・ペレス | F.インディア | 500 |
11 | R・グロージャン | ハース | 445 |
12 | E・オコン | F.インディア | 300 |
13 | K・マグヌッセン | ハース | 258 |
14 | L・ストロール | ウィリアムズ | 180 |
15 | C・サインツ | ルノー | 75 |
16 | M・エリクソン | ザウバー | 50 |
17 | P・ガスリー | トロロッソ | 35 |
18 | B・ハートレー | トロロッソ | 35 |
19 | C・ルクレール | ザウバー | 15 |
20 | S・シロトキン | ウィリアムズ | 15 |
Source: Estimated 2018 F1 driver salaries | en.f1i.com
ノリス「ハミルトンとの比較はモチベーションに」
FIAヨーロピアンF3を制覇し、今年からFIA F2に昇格するランド・ノリスは、自身がマクラーレンに所属しているということで、かつて同チームからF1デビューし、スターダムへと一気に駆け上がったルイス・ハミルトンと比較されることが多いようです。
ノリスと同じようなステップを踏んでF1デビューしたハミルトンが成功したので、ノリスへの期待も高まっています。
「(ハミルトンが成功したことは)僕に少しモチベーションを与えてくれるけど、大した量じゃない」とノリス。
「同じ道を歩んでいると思えるのは良いことだ。今(ハミルトンは)4度のワールドチャンピオンだから。もし(今の流れを)続けることができれば、僕も多分同じことができる。それは少しモチベーションだね」
「しかしそれとは別に、僕はみんなが言っているようなことばかりを考えているわけではない」
「僕は本当にそれ(周囲の人々によるハミルトンとの比較)を楽しんでいるので、そうしているだけなんだ。それを楽しんでいないのではなく、それを上手く使っている。だってうまくいけば、そこからキャリアを作り出すことができるからね」
ハミルトンとの比較に押しつぶされるどころか、楽しみながら上手く利用しようと考えているノリスには、すでに大物感が漂ってますよね。
Source: Lando Norris not dwelling on Lewis Hamilton F1 comparisons | crash.net
プロモーターはつらいよ
グランプリ開催地のプロモーターは、莫大な放映権料を支払っていますが、すべてのグランプリのプロモーターが同額を払っているわけではありません。
たとえばモナコGPは、F1の象徴的なレースということで、開催権料を支払っていません。
一方、イギリスGPの開催地であるシルバーストーンは、毎年5%ずつ値上がりする開催権料に苦しめられ、2019年で終了する可能性が高まっています。
プロモーターが支払う開催権料の平均は、2,230万ポンド(約34.3億円)だそうです。
しかしモナコのように支払っていなかったり、安かったりする例があるため、アブダビGPのプロモーターはなんと5,400万ポンド(約83.1億円)も支払っています。
そんな事情があるので、開催地のプロモーターたちはリバティ・メディアとの再交渉に意欲を見せています。
しかしF1の営業利益は落ち込んでおり、リバティ側がそれに応じるかどうかは不透明です。
ドイツとフランスでは再びF1が開催されるものの、今後脱落するグランプリも出てくるかもしれません。
Source: Race promoters to put further squeeze on F1 teams? | pitpass.com
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