デイリーF1ニュース(2018年1月28日) ブラウン「デイトナで勝つチャンスは無い」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ブラウン「デイトナで勝つチャンスは無い」
- フェルスタッペン「誰かと比較されるのは好きじゃない」
- ストロール「ドライバーとして劇的に変わった」
それではご覧ください。
ブラウン「デイトナで勝つチャンスは無い」
マクラーレンのエグゼクティブ・ディレクターであるザック・ブラウンは、今年のデイトナ24時間レースにおいて、自身が保有するユナイテッド・オートスポーツに勝つチャンスが無いことを認めました。
彼のチームからは、フェルナンド・アロンソが参戦しています。
「いくつかの強力なコンペティションがある」とブラウン。「私は絶対的なペースで少し遅れていると思う」
「フェルナンドは勝つためにここにいる。われわれは全員勝つためににここにいるが、現実的でなければならない」
「われわれがキャデラックやアキュラと同じチャンスを持っているといえば、誤解を招くだろう」
「トップ5か、表彰台(が現実的な目標)だ。私は1番時計を残すことを期待していない」
「LMP2車の中では、われわれ(リジェ)はオレカに対して不利な立場にある。そしてデイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)は、いつもここで優勢だ」
レース残り9時間の時点で#23 ユナイテッド・オートスポーツのリジェは、クラス13位・総合18位を走行しています。
Source : Brown writes off Alonso’s chances of Daytona win | en.f1i.com
フェルスタッペン「誰かと比較されるのは好きじゃない」
圧倒的なスピード、早熟の天才……マックス・フェルスタッペンを見ていると、かのアイルトン・セナに匹敵するのではないかと思えてきます。
しかしフェルスタッペン自身は、誰かと比べられたくないようです。
「誰かと比較されるのは好きじゃないよ」とフェルスタッペン。「自分のことに集中したいんだ」
「みんなが肯定的に捉えてくれていることはうれしいけど、そのことばかりを考えていたくはない。F1では、英雄からゼロになるまでが一瞬だからね」
「いつも自分自身を最高のものと考える必要があると思っている。そうでなければ、参加する意義が無い」
「目標はトップになること。そしてチャンスを得たときにはそれを証明しなければならない。それは明らかに車に依存しているけど、うまくいけば自分自身をより頻繁に証明することができる」
フェルスタッペンはまだ20歳の若者ですが、浮ついたところが全くありませんよね。
「英雄からゼロになるまでが一瞬だ」という透徹したものの見方に、彼の非凡さが見て取れます。
Source: Verstappen 'doesn’t like to be compared’ – even to the greats | en.f1i.com
ストロール「ドライバーとして劇的に変わった」
ランス・ストロールは1年間グランプリを戦ったことで、自身が劇的に変化したと感じているようです。
「僕は昨年、ドライバーとして劇的に変化したと思う」とストロール。「膨大な量のことを学んできた」
「僕は世界最高のドライバーと多くの経験を積み重ねてきた」
「さまざまな感情を味わったし、逆境にも直面した。けれど僕は表彰台に立って、イタリアGPではフロントロウからスタートしたんだ」
「レーシングドライバーであること、世界中を旅すること、すべてが異なるコースでレースすること、そして世界最高のドライバーを相手にレースすることについて、多くを教えられたよ」
ストロールは決してただのペイドライバーではなく、才能豊かなドライバーですが、いかんせん経験が足りていません。
そのためフェリペ・マッサのように、ストロールの手本となるベテランをチームメイトにすべきですが、ウィリアムズは新人のセルゲイ・シロトキンをチームメイトにしてしまいました。
それがストロールとシロトキンの成長に、悪影響をもたらさなければ良いのですが。
Source: Lance Stroll says he is now a “completely different driver" | autosport.com
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