デイリーF1ニュース(2018年7月24日)ストロール父がフォース・インディアを既に買収か
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- ストロール父がフォース・インディアを既に買収か
- F1、2019年のマイアミGP開催を断念
- イタリアメディア、ベッテルを猛批判
それではご覧ください。
ストロール父がフォース・インディアを既に買収か
ドイツのautobild.deは、フォース・インディアがローレンス・ストロールに「完全に属している」と報じています。
ローレンスは、ランス・ストロールの父親です。
Auto Bildは、ローレンス・ストロールが株式の過半数を買収したことを確認したわけではないようですが、ここまで言い切るからにはかなりの自信があるのでしょう。
ランスは現在ウィリアムズに所属していますが、父親がフォース・インディアを買収したのなら、そちらに移籍するはずです。
その場合、フォース・インディアの現所属ドライバーのどちらかが、チームを離脱することになります。
これに関しては、セルジオ・ペレスがチームを離れるという説が有力です。
ペレスはハースから誘いを受けていると言われています。
最近のハースの躍進ぶりを見れば、心が揺れ動いても不思議ではありません。
ローレンス・ストロールを失ったウィリアムズは、財政的にいよいよ追い詰められるでしょう。
誰か買い手が現れると良いのですが。
Source: Has Lawrence Stroll just bought Force India? – f1i.com
F1、2019年のマイアミGP開催を断念
F1のオーナーであるリバティ・メディアが心血を注いできたマイアミGPですが、2019年の開催は、時間的な都合で難しくなってしまったようです。
まず、7月26日の公聴会で開催にGOサインが出される予定でしたが、この決定が9月にずれ込むことになりました。
また、地元住民の反対運動も活発化しており、6月の時点で市に要望書が提出されています。
「マイアミの人々、ファン、そして毎年F1を見ている世界の18億人に、最高のレースを提供するという点で、妥協することはないと常に言い続けてきた」と語るのは、F1の商業面を統括するショーン・ブラッチスです。
「それが2020年まで待つことを意味するならば、最適なものに準じたレーストラックで契約を結ぶよりも、はるかに好ましい選択だ」
マイアミでは10月にF1のイベントを開催する予定です。
地元住民の心を掴むことができるでしょうか。
Source: Formula 1 abandons plans to hold Miami race in 2019 – racefans.net
イタリアメディア、ベッテルを猛批判
サッカードイツ代表のメスト・エジルが代表を引退しましたが、その際に民族差別への抗議文を公表したことが話題になっています。
「勝てばドイツ人だが、負ければ移民」というものです。
イタリアメディアも、フェラーリが勝ったときにはセバスチャン・ベッテルを救世主のごとく持ち上げるのですが、ミスしたときには手のひらを返して叩き始めます。
今回はザックス・カーブでブレーキングミスを犯す直前までトップを走っていたので、批判もより一層手厳しいものになっています。
- 「彼のミスは壊滅的で、フェラーリが世界選手権を失う理由になるかもしれない」 ──La Gazzetta dello Sport
- 「ドイツ人は11レースで、少なくとも4回のミスを犯している。世界チャンピオンとしての才能は問題視されていないが、彼の行き過ぎた熱意は、フェラーリのシーズンを傷つけている」──La Stampa
- 「ルイス・ハミルトンは積極性と集中力の傑作だ。2人のドライバーの振る舞いが、違いを生み出している」── Corriere della Sera
ベッテルの場合は、負けるとドイツ人扱いになるようですね。
昔はハミルトンの方が「やらかす」イメージでしたが、最近のハミルトンは本当に速くて強いドライバーになりました。
ベッテルは昨年もハミルトンにわざとぶつけて自滅(2017年アゼルバイジャンGP)したり、ポールポジションからスタートしたのに1周目に無理な幅寄せでリタイア(2017年シンガポールGP)したりと、ミスが目立つ印象です。
Source: Vettel gets a whipping from Italian media! – f1i.com
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