デイリーF1ニュース(2018年9月5日)ブラウン「ノリスとの契約をトロロッソと競った」

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本日のニュースは以下の3本です。

  • ブラウン「ノリスとの契約をトロロッソと競った」
  • ブラウン「私がトロロッソだったらバンドーンを直ちに加入させる」
  • パット・フライがマクラーレンに復帰

それではご覧ください。


ブラウン「ノリスとの契約をトロロッソと競った」

若干18歳のランド・ノリスと契約したマクラーレンザク・ブラウンによると、ノリスと契約しようとするチームが、マクラーレン以外に少なくとも2チームはあったそうです。

「我々は彼が他チームの手に渡るかもしれないとわかっていた」とブラウンは述懐します。

「我々の最終決定はいつも夏休み辺りだったので、他チームによってプレッシャーを受けることも、決断を動かされることもなかった」

「しかし、もし彼(ノリス)が我々のために運転するつもりがなければ、どこか他のチームにいくだろうということは、十分に認識していた」

「私はそれがトロロッソだと思う。私にかかってきた電話からすると、さらに1チームが彼に関心を寄せていたようだ」

ブラウンはマクラーレンに来る前からノリスのマネージメントをしているため、今回の契約交渉には関与していないそうです。
とはいえ、間接的には影響していたでしょう。

レッドブルはジュニアプログラムの育成ドライバーにスーパーライセンス保有者がいないため、トロロッソがノリスと接触していたという話には信憑性がありますが、真相は藪の中です。

Source: Rival teams were competing to sign Norris for 2019 – Brown – racefans.net

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ブラウン「私がトロロッソだったらバンドーンを直ちに加入させる」

マクラーレンを放出されることになったストフェル・バンドーンは、トロロッソにこそふさわしいと、ザク・ブラウンが述べています。

「私は彼を家族だと思っている」とブラウン。「彼は仕事に秀でているので、願わくばF1に居てもらいたい。そうなるだけの価値が彼にはあると思う」

「我々が検討中の他のレース活動もある。そこにシートがあり、彼がレースをすることを望むのであれば、私はマクラーレンファミリーに彼を残すことを躊躇しない」

しかし噂されているマクラーレンのインディカー・チームに、バンドーンが加わる可能性については否定しました。

「私は彼がF1にふさわしいドライバーだと思うし、もし私が2つの空きシートがあるように見えるトロロッソだったら、ストフェルを直ちに加入させるだろう」

ブラウンは「ここ2年間のマシンはプア(貧弱)だった」と認め、「多くの経験を持つアロンソは素早く適応できた」と述べ、経験の少ないバンドーンには難しかったことを暗に示しています。

しかし……ザク・ブラウンはいつも一言余計ですよね。
特定チームの名前をわざわざ出さなくてもよいのにと思います。

Source: Vandoorne a good fit for Toro Rosso, suggests Brown – pitpass.com

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パット・フライがマクラーレンに復帰

以前マクラーレンでエンジニアリング部門を率いていたパット・フライが、古巣に復帰します。
新たな役職はエンジニアリングディレクターです。

フライはベネトン(1987–1993)、マクラーレン(1993~2010)、フェラーリ(2010~2014)、マノー(2016)とF1チームを渡り歩いてきた人物ですが、マノーのF1チームは2016年末をもって消滅してしまったために、グランプリからしばらく離れていました。
今回はマクラーレンの組織再編に伴い復帰となったようです。

マクラーレンはトロロッソのテクニカルディレクターであるジェームス・キーを引き抜こうとしたものの、契約上の問題で、いまだ移籍は実現していません。

来季のマシンに関しては、パフォーマンスディレクターのアンドレア・ステラがターゲットを設定し、フライがそれを実行に移す形で開発を進めていくと、マクラーレン側はコメントしています。

Source: Pat Fry set to return to McLaren as engineering director – f1i.com

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