デイリーF1ニュース(2018年8月9日)ホーナー「アロンソはどのチームでも混乱を引き起こす」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- ホーナー「アロンソはどのチームでも混乱を引き起こす」
- リカルドはフェルスタッペンのサポート役となるのを恐れた?
- ニキ・ラウダ、術後24時間で自発呼吸を回復していた
それではご覧ください。
ホーナー「アロンソはどのチームでも混乱を引き起こす」
ダニエル・リカルドが来季からのルノー入りを決めたことで、レッドブルのシートに空きが出ました。
そのシートにフェルナンド・アロンソを推す声もあるものの、レッドブルを率いるクリスチャン・ホーナーは、その可能性を否定しています。
「私はフェルナンドを大いに尊敬している」とホーナー。「彼はグレートで、ファンタスティックなドライバーだ」
「しかし、私はそれ(アロンソのレッドブル移籍)が非常に難しいと思う……彼はどこに行っても、混乱のを引き起こす傾向がある。フェルナンドがチームに加わるのが、最も健康的だとは思っていない」
「我々が好むのは、明らかに彼のキャリアの終わりに近づいているドライバーを採用するよりも、若者に投資し続けることだろう」
まあ、アロンソが優勝を狙えるようなチームに雇用されることはないでしょう。
アロンソよりも年上のキミ・ライコネンがフェラーリで走れているのに対し、アロンソに上位チームからのオファーが無い原因は、アロンソの率直すぎる態度と発言にあると思われます。
今更それが治るとは思えないので、チーム側としてはしょうがないですよね。
Source : Alonso unlikely to get 2019 Red Bull chance: ‘He tends to cause chaos’ – racefans.net
リカルドはフェルスタッペンのサポート役となるのを嫌った?
ダニエル・リカルドが移籍を決めた理由について、クリスチャン・ホーナーは次のように語っています。
「明らかに、ルノー・チームに参加することに決めたのは、彼らが優位に立っていると感じたからだと思う。彼はルノーの製品をよく知っている」
「そして私は彼が、おそらくもっと小さな環境で主導的な役割を果たすのを望んでいると感じるが、助けることはできない。彼とマックスの競争は非常に激しい。マックスはますます強くなっています。ダニエルはチェックアウトして何かを試すタイミングが正しいと決めたのだと思う」
「彼はスピードと強さの点でマックスが成長し成長しているのを見ており、他に適当な言葉が無いので私の推測だが、サポートの役割を望まなかったのだと思う」
「それが決断の大部分を占めていると思わずにはいられない。もしフェラーリかメルセデスなら理解できたが、(ルノーへの移籍は)彼のキャリアのステージでは、大きなリスクだ」
ナンバーワン待遇+巨額のサラリーを求めてルノーへの移籍を決めたというのが、リカルド移籍の真相でしょうね。
Source: Ricciardo quit Red Bull because he feared playing “support role” to Verstappen – Horner – racefans.net
ニキ・ラウダ、術後24時間で自発呼吸を回復していた
肺移植を受けたニキ・ラウダは、快方に向かっているようです。
ラウダは肺胞出血を起こしたために肺移植を余儀なくされましたが、手術から24時間後には肺の管を取り除くことができたといいます。
つまり24時間で自発呼吸を取り戻したわけです。
ラウダのケースだと、1年後の生存率は90%以上、5年生存率は約75%を超えているそうで、通常は質の高い生活レベルを回復できるとのこと。
今後6ヶ月間はかなり頻繁に通院しなければならないそうですが、とりあえず命の危険は回避できたようです。
「患者が全体としてどれほど重要であり、どのように動機づけられているのか……これが手術後に患者を再びベッドから出すためには不可欠です」と主治医は語っています。
ワールドチャンピオンシップが山場を迎える頃には、パドックにラウダが姿を見せてくれると期待したいですね。
Source: Lauda was days away from death – pitpass.com
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