デイリーF1ニュース(2018年2月22日) トロロッソSTR13が急遽公開される
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- トロロッソSTR13が急遽公開される
- Fインディアの買収話は破談していた
- アルゼンチンがF1GPの開催を目指す
それではご覧ください。
トロロッソSTR13が急遽公開される
トロロッソはフィルミング・デイを利用して、ニューマシンのSTR13を走行させました。
天候はあいにくの雨だったものの、トラブル無く走行することができたようです。
しかしその模様をスパイショットされてしまい、図らずもSTR13の姿が露呈してしまったのです。
ところがトロロッソ側は、なぜか公式にSTR13の画像を公開してスパイショットに対抗するという奇策に出たため、2月26日に発表されるはずのニューマシンが、早くもお披露目となってしまいました。
STR13は先日発表されたレッドブル・RB14に近いデザインとなり、ノーズも突起のついたものに変更されています。
ホンダエンジンにスイッチしたためか、インテークの大きさも拡大されているようです。
Source: Toro Rosso’s Honda-powered 2018 F1 car revealed | racefans.net
Fインディアの買収話は破談していた
イギリスのエナジードリンクメーカー「リッチ・エナジー」に買収されるのではないかと噂されたフォース・インディアですが、その話が既に破談していたという情報が入ってきました。
racefan.netによると、リッチ・エナジーはフォース・インディアを2億ポンドで買収しようと計画するコンソーシアムのメンバーだったそうです。
しかしコンソーシアムとフォース・インディアの交渉は3ヶ月前に中止になったと報じています。
よってフォース・インディアが買収されることはなさそうです。
とはいえフォース・インディアの現オーナーであるビジェイ・マリヤが、チームの売却を目指しているという情報もあります。
リッチ・エナジーに代わる売却先が見つかれば、身売りに至るかもしれません。
Source : Force India not being sold to energy drink company | racefans.net
アルゼンチンがF1GPの開催を目指す
アルゼンチンが再びF1GPを開催すべく動き始めたようです。
アルゼンチンでのグランプリは1953年に行われたのが最初ですが、60年代にはほとんど開催されていませんでした。
その後72年に復帰したものの、80年代になると再び開催を中止、そして95〜98年まで開催した後は、今日までF1のカレンダーに載ったことはありません。
アルゼンチンのプロモーターは、これまでもF1を開催してきたオスカル・ガルベス・サーキットを、3000万ドルかけて改修することを計画しています。
そのための資金調達に関しては、すでにブエノスアイレス市政府と話がついているようです。
アルゼンチンは長らく経済不況にあり、魅力的なマーケットとはいえませんが、南半球で行われるグランプリは季節が真逆となるため、カレンダーの最初か最後(北半球ではオフシーズンの時期)に追加できるという強みがあります。
プロモーターもオーストラリアGPの前後か、あるいはブラジルGPの前後に開催することを計画しているようです。
Source : Argentina targets a return to the F1 calendar in 2019! | en.f1i.com
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