デイリーF1ニュース(2018年8月8日)フォース・インディアをローレンス・ストロールらが買収

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース
本日のニュースは以下の3本です。

  • フォース・インディアをローレンス・ストロールらが買収
  • ピレリは「スマートタイヤ」のF1導入に期待
  • エリクソン「今年はベストのドライビングをしている」

それではご覧ください。


フォース・インディアをローレンス・ストロールらが買収

破産したフォース・インディアを、ローレンス・ストロールなどが参加する投資コンソーシアムが買収しました。
破産管財人であるFRP Advisoryは、チームスタッフ405人の雇用がすべて救われると発表しています。

投資コンソーシアムには、ストロールのビジネスパートナーでトミー・ヒルフィガーの大株主でもあるサイラス・チョウや、カナダ人実業家のアンドレ・デスマレー、ファッションブランドのマイケル・コースでCEOを務めるジョン・アイドル、モナコスポーツアンドマネジメントのジョナサン・ダッドマン、ドイツの不動産関連企業エンゲル&ヴェルカーズの社長であるマイケル・デ・ピチョット、携帯電話会社マッコウ・セルラーをAT&Tに巨額で売却したジョン・マッコウなど、錚々たるメンツが名を連ねています。

この投資コンソーシアムは債務の返済を完了するだけでなく、チームの競争力を引き上げるために巨額の投資を行うそうです。

ローレンス・ストロールがチームを買収したことで、息子であるランス・ストロールの移籍が確実となりました。
投資効率を追求するならば、メルセデスのジュニアチームとなることを目指すはずですが、エステバン・オコンが残留するかは不透明な情勢です。
メルセデスは若手のジョージ・ラッセルを優先したがっているように見えます。

Source : Stroll deal to bring Force India out of administration – racefans.net

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ピレリは「スマートタイヤ」のF1導入に期待

ピレリはF1にスマートタイヤを導入したがっています。
スマートタイヤはリアルタイムにデータを得られる技術で、ロードカー向け(商品名はConnesso)には既に供給されているそうです。

Connessoの場合は、埋め込まれたセンサーが空気圧や温度、垂直荷重、磨耗などのデータを収集し、それをクラウドに送り、必要な情報をドライバーのスマホに送信しています。

F1にこの技術を導入すれば、各車のタイヤ状況をファンが把握できるようになります。
タイヤマネジメントの戦いは高度なテクニックの応酬であるのに、地味でわかりにくいという欠点を抱えていましたが、その問題を解消できるかもしれません。

ただしスマートタイヤの導入により、チームの車両に関する機密情報が明らかになってしまうリスクが存在します。
その点さえクリアできれば、F1をより面白くする画期的なツールになりそうです。

Source: Pirelli wants to introduce ‘smart tyres’ to F1 – racefans.net

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エリクソン「今年はベストのドライビングをしている」

ザウバーマーカス・エリクソンは、今季の走りに満足なようです。

「私は長年にわたってドライバーとして成長してきたと思う」とエリクソン。「過去数シーズンはパフォーマンスを欠いており、それを示すのが難しかった」

「しかし今年は良いレベルの運転を本当に見せることができていると感じているし、私のベストのドライビングをしていると思っている」

「特に土曜日には、改善すべき点が増えていると感じている。レースはもっと良いと思うので、予選のパフォーマンスを改善する方法を見つけなければならない」

車のリアがぎこちないと感じていると語るエリクソンですが、ここまで3度入賞して5ポイントを稼いでいますから、なかなかの成績です。
シャルル・ルクレールの陰に隠れてしまっている感があるものの、期待以上の働きを見せているのではないでしょうか。

ただ、ロングボウ・ファイナンスがチームをイスレロ・インベストメンツに売却したと言われているので、エリクソンの地位は安泰ではありません。
ロングボウと親しいことが、彼の地位を支えていたためです。

Source: Sauber’s Marcus Ericsson: I’m driving better than ever before in F1 – crash.net

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