デイリーF1ニュース(2018年8月6日)ガスリーが語るSTR13

F1,デイリーF1ニュース,モータースポーツ

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース
本日のニュースは以下の3本です。

  • ガスリーが語るSTR13
  • F1は劣化しやすいタイヤを望んでいる?
  • ウィリアムズはギアボックスの内製を辞めるのか

それではご覧ください。


ガスリーが語るSTR13

トロロッソピエール・ガスリーが、STR13のパフォーマンスについて語っています。

「柔らかいコンパウンドではかなり速いと思う」とガスリー。「モナコは本当に長い間、タイヤを生かすことができたレースのひとつだった」

「スナップオーバーステア(アンダーステアからいきなりオーバーステアが出る現象)を減らすためには、良いバランスだけではく、良いスタビリティも必要になる。ハンガリーでのバランスは、率直に言ってバーレーンを思い出させるものだった」

「車では本当にハッピーだったし、快適だったよ。リアを失わずにアタックできたし、リアやフロントとそれほど格闘することもなかった」

「ハンガリーでも僕たちはスイートスポットを再び見つけられたと思う。そのウィンドウに入れるのは非常に難しいのだけれど、僕たちはそれを管理できた」

「バランスが良いときは、タイヤをかなり長くもたせることができると僕たちは知っている」

ガスリーのコメントを総合すると、STR13の問題点は結局トラクション不足なのかなと。
柔らかいコンパウンドを履いたときや、低速コースだとスナップオーバーが出ないのはそのためでしょう。
そしてトラクションがかかりにくいからこそ、ストレートでの速度も伸びないのだと思います。

トロロッソは昨年の夏休み明けに急遽ホンダエンジンの供給が決まったため、短期間でリアセクションを作り変えなければなりませんでした。
そのせいでフロントとのバランスが取れていないのかもしれません。
元々のアンバランスをセッティングで何とかしなければならないために、成績が安定しないのでしょう。

Source : Gasly now knows how to put his Toro Rosso in the 'sweet spot’ – f1i.com

目次に戻る

F1は劣化しやすいタイヤを望んでいる?

F1は2011年や2012年に見られたような、デグラデーション(劣化)の大きなタイヤを取り戻そうとしているようです。

2020年から2023年の供給契約を結んだタイヤサプライヤーは、ハードコンパウンドでレース距離の22%を走行すると、ラップあたり2秒遅くなるようなデグラデーション目標を設定されます。

ミディアムコンパウンドは、レース距離の18%を走行した時点で2秒遅くなる設定です。
その代わり、ハードよりもラップあたり1.2秒速くなっています。

ソフトコンパウンドでは、レース距離の10%でラップあたり2秒遅くなるデグラデーション設定です。
そのかわりソフトコンパウンドは、ハードに対してラップあたり2.2秒も速くなっています。

これらのデグラデーション設定は、各チームにマルチストップ戦略を取らせるためのものです。
タイヤサプライヤーは、F1が開催されるサーキットの75%で、デグラデーション目標を達成しなければなりません。

Source: F1 planning return to 2011-style high tyre degradation – racefans.net

目次に戻る

ウィリアムズはギアボックスの内製を辞めるのか

これまでコンストラクターは、エンジン以外のコンポーネントを内製してきました。
しかしハースのように、レギュレーションで許されているコンポーネントを全て購入することで多大な成果を上げているチームが出てきたため、これまでの常識が崩れ始めています。

ウィリアムズは過去に何度もタイトルを獲得した名門チームですが、そのウィリアムズですら、ギアボックスをメルセデスから購入することを検討しているようです。

「我々はそれについて議論している」と語るのは、メルセデスを率いるトト・ヴォルフです。

「彼らは我々のエンジンのクライアントだ。ギアボックスを増やすことは大きな課題ではない」

「何もサインされていない。何も行われておらず、シャシーデザインはウィリアムズにとって進行中であるため、今後数週間で決定する必要がある」

現在のウィリアムズは史上もっとも低迷しており、メインスポンサーも今季限りで撤退しますから、限られたリソースを最大限活用するためには、メルセデスからギアボックスを買うのが賢いやり方でしょう。
同じメルセデスエンジンを搭載するフォース・インディアも、ギアボックスを購入することで少ない予算を上手く活用していますし、プライベーターがギアボックスを内製するのは、もはや時代遅れなのかもしれません。

Source: Mercedes gearbox option still on the table at Williams – f1i.com

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

【PR】愛車を最高査定額で売却! MOTAが選ばれる理由

1.高額査定の3社のみとの連絡で、電話ラッシュから解放されます!
一括査定サービス最大の課題は、絶え間ない営業電話のラッシュでした。しかし、MOTAを選べば高額査定の3社のみとの連絡で、これからはその恐怖から解放されることでしょう。愛車の査定をストレスフリーに利用できます。

2.申し込み翌日18時に、最大20社の査定結果がwebでご確認いただけます!
MOTAなら最大20社からの概算査定額をwebで簡単に確認できます。実際に連絡を取り合うのはその中の上位3社だけ。20社が競り合うことで、査定額も自然にアップします。さらに、市場相場を把握できるので、買取店との交渉も有利に進められます。

3.入力はたったの45秒で完了。しかも利用料は無料です!
査定申し込みに必要な情報は45秒で簡単に入力完了します。しかも、利用料は一切かかりません。気軽に査定を試してみてください。