デイリーF1ニュース(2018年9月12日)ブランドル「ライコネンは若手にシートを譲るべき」

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本日のニュースは以下の3本です。

  • ブランドル「ライコネンは若手にシートを譲るべき」
  • Fインディア、シンガポールに空力アップグレード投入
  • F1、来年は7つのファンイベントを計画

それではご覧ください。


ブランドル「ライコネンは若手にシートを譲るべき」

キミ・ライコネンザウバーと2年契約を結んだことについて、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは驚きを示しています。

「ルクレールをフェラーリに移すことは理にかなっている」とブランドル。「それはベッテルにエネルギーを与え、チームを活性化させる。ルクレールは20歳なので、将来必要なものを準備することができる」

「ライコネンは素晴らしいドライバーだ。だが今年は来年のシートが無い素晴らしい若手ドライバーがたくさんいるので、ある意味では彼に退いてほしかった」

エステバン・オコンがその良い例になるだろう。 ストフェル・バンドーンもいる。ジョージ・ラッセルもF2世界選手権をリードしている」

「現在のライコネンは明らかにキャリア終盤にあり、彼がザウバーに移り41歳までいることは、少し驚くべきことだ」

「だが彼がレースを続けようとしていることは称賛する。私は今回の移籍があまりにも大きな1歩ではないことを願っている」

たしかにライコネンは今年で39歳になりますが、スピードが衰えていないことは先日のイタリアGPで既に証明済みです。
若手のシートが無いのはもちろん問題ですが、だからといって優れたベテランドライバーを追放するのは本末転倒でしょう。
重要なのはF1が「世界最高のドライバーたち」で争われることであって、若手だからといって優遇することではありません。

Source: Brundle: Why Raikkonen should have moved aside – f1i.com

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Fインディア、シンガポールに空力アップグレード投入

レーシング・ポイント・フォース・インディアに生まれ変わったシルバーストーンのチームは、シンガポールGPに新たな空力パッケージを持ち込みます。

「今週末には更新されたエアロパッケージで、我々はより多くのパフォーマンスを持ち込むことができる」と語るのは、チームのCEOに就任したオトマー・サフナウアーです。

「金曜日の練習走行で新しい部品を導入し理解することは、決して容易ではない。しかし、すぐに性能を発揮できるよう願っている」

スパとモンツァで32ポイントを荒稼ぎしたフォース・インディアは、ターボエンジンが導入された2014年以降、シンガポールで一度も入賞を逃していません。
マリーナベイ・ストリート・サーキットは、彼らにとって得意なサーキットなのです。

Source: Force India bringing aero upgrade to Singapore – f1i.com

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F1、来年は7つのファンイベントを計画

今年は上海やマルセイユ、ミラノなどで既に開催され、マイアミでも開催を予定しているF1の「ファンフェスティバル」が、来年は7箇所に拡大される見通しです。

ファンフェスティバルは、都市の中心部で行われるため、多くの人が足を運びやすいというメリットがあります。
それでいて市街地レースほどには経済的・政治的なコストがかからないため、比較的開催しやすいのです。

とはいえこのようなイベントが、サーキットの集客増につながっているかどうかは不明です。
F1(というかモータースポーツ全般)の魅力は、車が爆音を響かせて猛スピードで走るという部分だけではなく、ドライバー同士の駆け引きやピット戦略、他チームやFIAすら出し抜くような思いもよらぬマシン開発の手法にあるからです。

日本でもレーシングカーを展示したり、ちょっとだけ試走させて観客を楽しませるイベントが都市部で開催されていますが、あれでサーキットの来場者が増えたというデータは見たことがありません。
こういうイベントはモータースポーツの魅力を単純化しすぎているような気がします。

Source: F1 planning at least seven fan festival events for 2019 – racefans.net

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