デイリーF1ニュース(2018年9月13日)ミック・シューマッハがトロロッソに!?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- ミック・シューマッハがトロロッソに!?
- クビサ「来季のF1シートが得られないなら他のカテゴリーへ」
- シンガポールGPのお天気
それではご覧ください。
ミック・シューマッハがトロロッソに!?
欧州F3で3連勝を飾り、タイトル争いに名乗りを上げたミック・シューマッハに、トロロッソが興味を示しているという噂が流れています。
シューマッハは、2016年にドイツとイタリアのFIA F4でランキング2位に入っているため、そのときに得たスーパーライセンスポイントが20ポイントあります。
よって欧州F3をランキング3位以上で終えれば、3年間にスーパーライセンスポイントを40ポイント以上獲得したことになるため、F1への道が拓かれるのです。
シューマッハと欧州F3の王座を争うダニエル・ティクトゥムはレッドブルの育成ドライバーですが、今季タイトルを獲得しても、残念ながらスーパーライセンスポイントが足りません。
来季のドライバー探しに手こずっているトロロッソが、ティクトゥムではなくシューマッハを選ぶ可能性は十分にあるといえます。
しかしレッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、シューマッハの起用を否定しました。
「ミックは我々のリストには載っていない」とマルコ。「彼とは全く接触していない」
FIAのジャン・トッド会長も、シューマッハのF1昇格は時期尚早との見方を示しています。
「彼は素晴らしいドライバーだが、まだ多くのことを学ぶ必要がある。我々は彼に時間を与えなければならない」とトッド。
「期待が高いので、彼はプレッシャーを受けている」
ミハエル・シューマッハの息子ということで話題性は抜群ですが、期待値が高いだけに、失敗したときには厳しい批判にさらされることでしょう。
F1への昇格は、十分な実力を蓄えてからでも遅くはありません。
Source: Red Bull’s Marko responds to Mick Schumacher rumors – f1i.com
クビサ「来季のF1シートが得られないなら他のカテゴリーへ」
ウィリアムズでリザーブドライバーを務めるロバート・クビサにとって、レーシング・ポイント・フォース・インディア(RPFI)の誕生は僥倖でした。
ランス・ストロールが、彼の父が買収したRPFIに移籍するからです。
「チャンスを得るために多くの時間と努力を費やしたが、優先順位はオーストラリアのスタートグリッドになるだろう」とクビサ。
「しかし、もしこれが起こらなければ、私はいくつかの異なるチャンピオンシップや異なる役割を考えるだろう。とはいえ、今私はチャンスを得ることに集中している」
F1以外に参戦するであろうカテゴリーについて、クビサは以下のように語っています。
「それは全く異なるレースであり、全く異なるカテゴリーだ。多分良いチャレンジになるだろう」
「私はラリーでそれを見た。ラリーはレースとは全く異なる。耐久レースはもう少しF1に似ていると言えるが、それでもまだ違うカテゴリーだ」
「私は新しい挑戦は良いと思う。そこでパフォーマンスを見せることは、ブーストを与えてくれる何か特別なものが常にあるからね」
なんだかクビサが急に弱気になってしまった感じがします。
ウィリアムズは財政上の理由から、ロシア人のペイドライバーをもうひとり乗せるという噂があるので、クビサのシート獲得が難しい情勢になっているのかもしれません。
Source: Robert Kubica is contemplating a future without F1 – f1i.com
シンガポールGPのお天気
昨年はウェット路面で行われたシンガポールGP決勝ですが、今年も雨がレースに波乱をもたらすかもしれません。
金曜日の朝にはシャワーが予想されるものの、セッションの大部分は夕方以降なので問題ないでしょう。
土曜日の日中は雷雨の確率が40%もあり、夜にも少量ながら雨が降るかもしれません。
予選はちょっと心配ですね。
日曜日は朝に雨もしくは雷雨が降りそうですが、その後は曇り空で最高気温も30℃と、シンガポールとしては控えめです。
決勝レースが行われる夜も、曇りで気温は26℃という予報になっています。
ただし日曜夜の雷雨の確率も40%なので、いきなり降り出すかもしれません。
降水時間は1時間、降水量は4mmということですから、もし降り出せば、ドライタイヤでの走行は不可能でしょう。
果たしてどうなるでしょうか。
Source: Singapore Weather – accuweather.com
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