BMW iNEXT 新型電動SUVのティザー画像

BMWの新車情報

BMWが電動SUVのiNEXTを開発中です。
サスティナブル・モビリティを象徴するサブブランド「i」のフラッグシップとなるSUVです。

このページでは、BMW iNEXTの最新情報を随時更新しています。

更新情報

ティザー画像を追加しました。(2020/02/28)

インテリアの最新スパイショットを追加しました。(2019/07/26)

ページの構成を一新し、スパイショットを追加しました。(2019/05/12)


iNEXTコンセプトの概要

エクステリア

ヴィジョンiNEXTコンセプトのエクステリア

ヴィジョンiNEXTコンセプト

巨大なキドニーグリルは半透明で、その後ろには自動運転用の各種センサー搭載されている。

薄いヘッドライトは最近の流行り。

ストリームフローと呼ばれるウィンドウのライン。

EVなのでマフラーは無く、ディフューザー状のバンパーが装着されている。

テールランプはほぼ線だ。

iNEXTコンセプトは、全長5mを超える巨体です。
しかも24インチという大径ホイールを履いています。

コンセプトカーゆえか、ドアは観音開きです。
よってBピラーはありません。

デザイン上の特徴としては、フロントの超巨大な縦長キドニーグリルと、スリムな4ピース・ヘッドライト、「ストリームフロー」スタイルのサイドウィンドウ・ラインなどが挙げられます。

テストカーのエクステリア

iNEXTのテストカー。厳重にカモフラージュされており、ディテールは判別できない。

フロントの絶壁具合はコンセプトと同様だ。

サイドビューはコンセプトとは異なり、一般的な形状に。車高は低め。

テールゲートガラスの傾斜はそれほどでもない。

EVの開発車両にマフラーフィニッシャーを付けて擬装するのは、ポルシェもやってる小技。
画像の出典: carscoops.com

テストカーにはかなり厳重なカモフラージュが施されており、ディテールを判別することはできませんが、コンセプトほど複雑な面構成ではなさそうです。

ティザー画像

南アフリカでテスト走行を行うiNEXT

太陽熱発電所の横を駆け抜けるiNEXT

電動SUVだが、悪路走破性もしっかり確保されている。

ウォータースプラッシュも難なくクリア。

砂漠地帯でもバッテリーの温度管理が機能するようにテストしているのだろう。

生産は2021年に開始される

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インテリア

ヴィジョンiNEXTコンセプトのインテリア

自動運転時には格納されるステアリング。

巨大なタッチスクリーンに目新しさはない。

センターコンソールのウッドパネルにはセンサーが内蔵されている。

インテリアに関しては、エクステリア以上にコンセプトカー然としています。

巨大なタッチスクリーンなどは、メルセデスのMBUXなど、現在でも見られるものですが、最大の特徴は「スマートマテリアル」です。
センターコンソールのウッドパネルやリアシートのファブリックには、センサーとマイクロLEDを組み合わせたものが組み込まれており、タッチに反応します。

また、リアエンターテイメントシステムとしては一般的な液晶ディスプレイを用いず、「インテリジェントビーム」というプロジェクターを装備しています。
これは空白をトラッキングして、そこに映像を投影するというインタラクティブなプロジェクターです。
コントロールは3Dモーションセンサーを介して行われます。

テストカーのインテリア

テストカーのインテリアを捉えたスパイショット。

プジョーのi-Cockpitのようなメータークラスターが装着されている。
画像の出典: carscoops.com

テストカーのインテリアなので市販バージョンに採用されるかはわかりませんが、これまでのBMW車とは全く異なるデザインとなっています。
特にメータークラスターは別物ですね。
コンセプトとも異なるので、完全新設計となるようです。

スパイショットにはセレクターレバーが写っていますが、これが擬装のためのものなのか、それとも実際に機能するものなのかは不明です。

インテリアの最新スパイショット
最新のスパイショット。ティザー画像と同様のステアリングが付いている。

ティザー画像から。光ファイバーにより発光するというステアリング。

ディスプレイはインテリアの幅いっぱいに広がるウルトラワイドなものらしい。

ダッシュボード上の覆いは、以前のスパイショットには無かったものです。
おそらくこれがウルトラワイドディスプレイでしょう。

ステアリングは舵角が認識しやすいように四角形のものが装着されています。
このステアリングはiNEXTが自動運転できる状態になると発光し、ドライバーにそのことを伝えるそうです。

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パワートレイン

パワートレインの詳細は明らかになっていませんが、BMWの第5世代パワートレインが採用されることは確実です。
120kWhのバッテリーを搭載するため、航続距離は700kmに及び、0-100km/hは4秒ほどになると言われています。

また、レベル3自動運転を搭載するとも言われていますが、現状では法的な問題があるため、ローンチ時に実装されるかは不明です。

ちなみにヴィジョンiNEXTコンセプトでは、完全に自律的な「イージーモード」と、ドライバーが操作する「ブーストモード」で切り替えることを想定していました。
イージーモードではステアリングをしまうことでドライバー周りのスペースを拡大し、ブーストモードではステアリングおよびディスプレイパネルがドライバーにフォーカスし、運転に最適な環境が構築されるというものです。

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価格・発売日

iNEXTの市販バージョンは、2021年に登場予定です。
生産はドイツ・ディンゴルフィング工場で行われます。

価格は不明ですが、フラッグシップモデルなので1000万円を超える可能性が高いでしょう。

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