ポルシェ マカンEVの最新情報

Porscheの新車情報

Porsche Macan EV 2024 Prototype

ポルシェが開発中のマカンEVに関する技術的な詳細を公開しました。
今回はマカンEVの最新情報とスパイショットをご覧ください。

更新情報

プロトタイプの画像を追加し、各項目の情報を更新しました。(2023/01/13)

シャシーに関する情報を更新しました。(2022/12/16)


マカンEVの最新情報

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

スパイショット

Porsche Macan EV Prototype Spyshot Front
ポルシェ マカンEVのプロトタイプ

Porsche Macan EV Prototype Spyshot
EVだがフロントバンパーの開口部は大きめ。

Porsche Macan EV Prototype Spyshot Front corner
ヘッドライトはカモフラージュされているが、タイカン風になるのだろうか。

Porsche Macan EV Prototype Spyshot Side
ホイールサイズは22インチ!

Porsche Macan EV Prototype Spyshot Rear corner
テールゲートはクーペSUV風の処理がなされている。

Porsche Macan EV Prototype Spyshot Rear three quarter
リアスポイラーは可動式だと思われる。

Porsche Macan EV Prototype Spyshot Rear
マフラーはもちろんダミー。テールライトは他のポルシェ車と同様の水平基調なものになるだろう。

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シャシー

Porsche Macan EV 2024 Prototype Snow

PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)が採用されています。電気モーターは前後の車軸にそれぞれ1つずつ(つまり合計2つ)搭載するデュアルモーターセットアップです。
最上位モデルには完全可変の電子制御リアディファレンシャルと、「パフォーマンスリアアクスル」が装備されます。パフォーマンスリアアクスルは、可能な限り後方に配置した強力なリアモーターにより、前後重量配分をフロント48%、リア52%と理想的なバランスにするとともに、リアの駆動力を大きくすることで、後輪駆動的な挙動を生み出します。
また、EV化により現行マカン比でホイールベースが拡大されるため、室内がより広くなるというメリットもあります。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクです。そしてポルシェの車両としては初めて2バルブダンパーが採用されます。これにより全てのPASMモードでより大きな違いを感じることができるようになるそうです。

また、リアアクスルステアリングも搭載され、後輪に最大5度の舵角が付くそうです。
タイヤもより幅広なものを履いており、ホイールは22インチになります。

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パワートレイン

Porsche Macan EV 2024 Prototype Charging

前後2つのモーターが生み出すシステムの総出力は450kW(611.83ps)、総トルクは1,000Nmに達します。
現行型のマカンGTSでも440ps・550Nmですから、大幅なパワーアップです。モーターは永久磁石を使用したPSMと呼ばれるもので、ポルシェは出力密度を最大化するためにウォータージャケットを最適化しています。
パワーエレクトロニクスにも改善が施され、リアのインバーターにSiC(炭化ケイ素)を用いて高効率化されています。

バッテリー容量は100kWh。正極にはニッケル・マンガン・コバルトを使用。混合比率は8:1:1だそうです。
システムの電圧は800Vで、270kW以上の急速充電をサポートしています。充電ステーションが400Vに対応している場合には、2つのバッテリーに400Vずつで並列充電する「バンク充電」を使用可能です。急速充電を用いれば、バッテリー容量の5%から80%までわずか25分でチャージできます。
航続距離はまだ判明していません。

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価格・発売日

価格に関する情報はまだありませんが、EV化に伴い現行型のマカンよりも高額になるはずです。

マカンEVは2024年に発売されます。

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