BMW X7 3列シート・7人乗りのフラッグシップSUVは威風堂々・豪華絢爛
BMWのフラッグシップSUVであるX7が公開されました。
3列シート・7人乗りの大型SUVは、最上級モデルにふさわしい堂々たる姿です。
今回はBMW X7の画像と概要をご覧ください。
BMW X7の概要
エクステリア
3列シート・7人乗りのSUVということで、居住スペースを確保するためにボクシーなフォルムが採用されています。
BMW史上最大のキドニーグリルは、存在感こそ抜群なものの、好みの分かれるデザインと言えるでしょう。
ボディサイズ
各部寸法(mm) | |
---|---|
全長 | 5,163 |
全幅 | 1,999 |
全高 | 1,805 |
ホイールベース | 3,103 |
数値は海外仕様のもの。
全長5メートルをゆうに超える大型のSUVです。
ホイールベースも3メートルを大きく上回っています。
インテリア
フラッグシップモデルにふさわしい、豪華絢爛なインテリアです。
本革やウッドパネル、メタリックやガラスのマテリアルが、スタイリッシュにミックスされています。
シャシー
2軸エアサスペンション
2軸エアサスペンションが標準装備されています。
オート・セルフ・レベリング機能付きで、荷物が不均一に積載された場合でもバランス調整が可能です。
また、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)と連動しており、その時々の車両の重さを、ブレーキ制御に反映させることもできます。
車高は、138km/h以上で走行する際には自動で20mm下がります。通常時にはドライバーが最大40mmまで車高を上げることも可能です。
アクティブ・ロール・スタビライゼーション
エグゼクティブ・ドライブ・プロと呼ばれるオプションは、アクティブなロールコントロールを可能にする電動スイベルモーターを採用しており、コーナリング時の車両の傾きを、迅速かつ正確に補正します。
コーナリングが安定するだけでなく、トラクションも向上するようです。
オフロード・パッケージ
インストゥルメント・クラスタとコントロールディスプレイに、特別なグラフィックスが用意されます。
また、運転モード選択用の特別なボタンが、センターコンソールに追加されます。
ボタンでxSnow、xSand、xGravel、xRocksモードを自由に選択し、あらゆる路面状況において快適な走行が可能です。
フロントの床下にはアンダーガードも装着されます。
「駆け抜ける喜び」も味わえる
X7はラグジュアリー&コンフォートな要素が重視されていますが、4輪操舵のインテグラル・アクティブ・ステアリングもオプションで用意されていますし、M50dにはM Sportディファレンシャルも装備されています。
パワートレイン
グレード | 排気量(L) | 燃料 | 出力(ps) | トルク(Nm) |
---|---|---|---|---|
xDrive 40i | 3.0 | ガソリン | 340 | 446 |
xDrive 50i | 4.4 | 462 | 648 | |
xDrive 30d | 3.0 | ディーゼル | 265 | 620 |
M50d | 400 | 760 |
規制が厳しい米国では、ディーゼルはラインナップされないそうなので、同様に規制が厳しい日本でもそうなるかもしれません。
M50dは直列6気筒に4つのターボ(クアッドターボ)を組み合わせたエンジンを搭載しています。
運転支援システム
- トラフィックジャムアシスト
- レーンキーピングアシスト
- オートマチックスピードリミットアシスト
- エマージェンシーストップアシスト
- パーキングアシスタントプラス(後退アシスト付)
最新の運転支援システムが、ひと通り揃っている印象です。
トラフィックジャムアシストには、プリクラッシュブレーキやアクティブ・クルーズ・コントロールが含まれています。
価格・発売日
米国価格は、xDrive40iが73,900ドル、xDrive50iが92,600ドルとなっています。
記事執筆時点のレートだと、前者が約818万円、後者は約1040万円となります。
しかし日本だとX5ですら920万円もするので、X7の日本価格はさらに高額になるはずです。
米国のディーラーに到着するのは、2019年3月だと言われています。
日本でもそれに近いタイミングでデリバリーされるでしょう。
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