マクラーレンがセナの初戴冠30周年記念モデルのP1 GTRを公開!
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アイルトン・セナがマクラーレン MP4/4で初めてF1タイトルを獲得してから、30年が経ちました。
マクラーレンはそれを記念し、マールボロカラーのP1 GTRを製作しました。
今回はMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)が手がけた、MP4/4トリビュートのP1 GTRをご覧ください。
マクラーレン P1 GTR MSO(MP4/4トリビュート)の概要
このマシンは、セナにインスパイアされたコレクターが発注したものだそうです。
セナの両親がセナに付けたニックネームにちなみ、「Beco」と呼ばれているのだとか。
ノーズには、1988年当時のセナのカーナンバー「12」が表示されています。
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カラーリングはおなじみのマールボロ・カラーです。
タバコメーカーであるマールボロは、1974年から1996年までの23年間に渡り、スポンサーとしてマクラーレンを支えました。
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「Senna」のロゴはフロントスプリッターやエアインテーク、ドアなどに表示されています。
ドアにあるのは、セナの母国ブラジルの国旗と、タバコ広告が禁止されている国でマールボロのロゴの代わりに掲示されていたバーコード模様です。
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マクラーレンによると、このペイントを完成させるのに800時間もかかったそうです。
とはいえこの車は、カラーリングを変更しただけの車ではありません。
ダウンフォースを増加させるために、より幅広なフロントスプリッター、ガーニーフラップ、新しいバージボードやカナードなどが装着されています。
リアウイング翼端板も、MP4/4に似せるために新しいデザインになりました。
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インテリアに目を移すと、アルカンターラのステアリングホイールには、MP4/4のステアリングに合わせたステッチを施されています。
ダッシュボードからドアパネルにかけて走る、赤いラインも印象的です。
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そしてシートは、マクラーレン・セナ用に開発されたスーパー・ライトウェイト・レーシング・シートです。
その下には「2位や3位になるために作られていない。勝つために作られている」というセナの言葉が刻まれています。
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