ロータス Evija(エヴァイヤ) 2000馬力のハイパーEV!

Lotusの新車情報

ロータスが久々の新型車を発表しました。
コードネーム・タイプ130の正式な車名は、「Evija」となりました。
下の動画からすると、エヴァイヤ(E-vi-ya)と発音するみたいですね。


それではロータス エヴァイヤの画像と概要をご覧ください。

更新情報

エクステリアインテリアの項目に新たな画像を追加しました。(2019/09/23)

正式発表に伴い、ページ内の記述を修正し、公式画像を追加しました。また、車名についての項目は削除しました。(2019/07/17)

車名についての項目を追加しました。(2019/06/25)


ロータス エヴァイヤの概要

エクステリア

ロータス エヴァイヤ

フロントスプリッターは、F1のロータス 73にインスパイアされたものなのだとか。

上からみると結構丸っこい。

ドアハンドルは無く、キーフォブからリモートでディへドラルドアを開く。

タイヤはピレリPゼロ トロフェオR。マグネシウムホイールを履く。

サイドミラー替わりのカメラ。フェンダー後端からは、タイヤのトレッド面が丸見えだ。

特徴的なリア周り。アクティブリアスポイラーを装着している。

戦闘機のアフターバーナーをイメージしたテールライト。真ん中が空気の通り道になっている。

リアエンドの「L O T U S」のロゴ下が開くと、充電ソケットが現れる仕組み。

UAEで公開されたエヴァイヤ

シンプルなデザインだが、均整が取れていて非常に美しい。

サイドミラーが無いのでスッキリとした印象だ。

ホイールベースは結構短そうだ。

ディヘドラルドアを開けた状態。ドアの厚みがすごい。

テールライトの真ん中に空気を通すのは冴えたやり方だと思う。

新しいデザイン言語が用いられています。
たしかにこれまでのロータス車とは、趣が異なっていますね。

ヘッドライトはOsram社と共同開発したレーザーライトです。
ハイ/ローどちらもレーザーライトとなっています。

アクティブリアスポイラーにはF1のようなDRS(ドラッグ・リダクション・システム)機能も装備されているようです。

ちなみにリアエンドの「L O T U S」のロゴは発光し、後退灯としても機能します。

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インテリア

エヴァイヤのインテリア

ダッシュボードはフローティングウィングと呼ばれる特殊な形状。

コクピットもこれまでのロータス車とは異なり、未来的だ。

多機能なステアリングはアルカンターラ巻き。

デジタル・インストゥルメントには多彩な情報を表示できる。

シートもアルカンターラ。

スキースロープのようなセンターコンソール。

カーボンの質感も良さそうだ。

インテリアは未来的なデザインです。
スカットルから浮き上がったかのようなデザインのダッシュボードや、スキースロープのようなセンターコンソールが特徴となっています。

センターコンソールのボタンはタッチパネル式ですが、触覚フィードバックがあるそうです。
シートベルトは標準だと3点式で、4点式はオプションとなっています。

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シャシー

ワンピース構造のカーボンモノコックが採用されました。
モノコック単体の重量は、わずか129kgしかありません。
これにより車重は1,690kgに抑えられています。
大容量バッテリーを搭載するEVとしては驚異的な軽さです。

サスペンションはそれぞれに3つのアダプティブ・スプールバルブを備えています。
ホイールは20インチおよび21インチのマグネシウム製で、タイヤはピレリPゼロ トロフェオRです。

ブレーキはAPレーシング製のカーボンセラミックブレーキで、キャリパーは鍛造アルミとなっています。

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パワートレイン

エヴァイヤは全輪駆動です。
モーターは4つ搭載されており、2~4つのホイールでトルクベクタリングできます。

スペックは最高出力2000ps・最大トルク1700Nmというとんでもないものです。
パフォーマンスも0-100km/hが3秒以下、0-200km/hが9秒以下、最高速320km/h以上と、ガソリン車のハイパーカーを超えるスペックとなっています。

EVのネックとなるのが航続距離ですが、70kWhのリチウムイオンバッテリーをフロントアクスルとシート裏に搭載しているため、航続距離は400kmと十分です。
サーキット走行時のトラックモードでも、7分間の全開走行が可能となっています。
ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェの市販車最速タイムにもチャレンジできそうですね。
なお、エヴァイヤは電池パックの温度を最適に保つために、4つのラジエターを搭載しています。

現在最速の350kWの急速充電を用いた場合には、18分でフルチャージ可能です。
800kWの急速充電にも対応しており、その場合にはわずか9分で充電できます。

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価格・発売日

生産台数は130台限定で、価格は170万ポンドに設定されています。
記事執筆時点のレートだと、およそ2.3億円です。
なお、デポジット(預かり金)として25万ポンドかかります。

デリバリー時期は不明ですが、製造は2020年半ばから始まる予定です。

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