フェラーリ612スカリエッティをシューティングブレークに大改造!
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オランダのコーチビルダーであるVandenbrink Designが、フェラーリ 612スカリエッティのシューティングブレーク仕様を公開しました。
デザインが発表されたのは2008年ですから、実車の完成までに10年以上の歳月を要したことになります。
ベース車両が2世代前の4シーターフェラーリである612なのもそのためでしょう。
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今回は612スカリエッティ・シューティングブレークの概要と画像をご覧ください。
クーペとの外観上の違いについても、画像で比較しています。
Vandenbrink 612 Shooting Brakeの概要
エクステリア
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低くなめらかなルーフを持つ、典型的なシューティングブレークとなっています。
ルーフとCピラー後部、そしてテールゲート以外は、クーペのボディを流用しているようです。
なので車体後部を除けば、基本的にクーペから変化していません。
インテリア
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最大の変化は、リアシート後方のスペースが拡大されたことです。
リアクォーターガラスの面積はクーペと同じですが、ルーフの一部をグラスエリアにすることで、リアシートに開放感をもたらしています。
拡大されたラゲッジスペースだけでも十分な容量に見えますが、後席にはトランクスルーも用意されているため、スキー板などの長物も収納可能です。
パワートレイン
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エンジンとトランスミッションは、ノーマルの612スカリエッティから変更ありません。
すなわち5.7リッター・V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは547psを発生し、6速のセミATもしくはMTを介して後輪を駆動します。
個人的に気になるのは、612シューティングブレークの前後重量配分です。
612スカリエッティはトランスアクスル化されたことで、リアの方が重い(前46:後54)車でした。
それをシューティングブレークにしたわけですから、さらに後ろ寄りの重量配分に変化したと考えられます。
重心も高くなっているはずですし、そのうえハイパワーFRですから、コーナーではちょっと怖い思いをするかもしれません。
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