ラディカル ラプチャー 公道を走れるレーシングカー!
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イギリスのラディカルが、ラプチャーという新しいモデルを発表しました。
見た目とパフォーマンスはレーシングカーですが、公道走行可能なれっきとしたロードカーです。
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今回はラディカル ラプチャーの概要をご覧ください。
ラディカル ラプチャーの概要
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ラプチャーは既存モデルの「SR3」と「SR8」の間に位置するモデルのようです。
車体の大きさはSR3とほぼ同じですが、パワーでは125psほどラプチャー(355ps)がSR3(230ps)を上回っています。
寸法(mm) | SR3 | ラプチャー |
---|---|---|
全長 | 4,077 | 4,100 |
全幅 | 1,799 | 1,790 |
全高 | 1,093 | 1,130 |
これまでのラディカル車と同じく、ラプチャーも超軽量です。
スペースフレームのシャシーにコンポジットのボディワークをかぶせた車体は、わずか765kgしかありません。
よってパワーウエイトレシオは2.15kg/psとなります。
そのため0-96km/hは3秒フラット、0-160km/hでも8.4秒しかかかりません。
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RPE-フォードの2.3リッター・直列4気筒ターボエンジンは、フライ・バイ・ワイヤのスロットルを備えています。
組み合わされるギアボックスは6速シーケンシャルトランスミッションです。
サスペンションは調整式で、Nik-Linkと呼ばれるものを装着しています。
Nik-Linkはスタビライザー(アンチロールバー)のような働きをするのですが、スタビライザーが「ねじれ」でロールを制御するのに対し、Nik-Linkは「曲げ」で制御するようです。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
“new" roll/sway bar concept – eng-tips.com
ブレーキディスク径はフロント300φ、リア280φとなっています。
キャリパーは4ピストンです。
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一応ロードカーなので、電動ヒーテッドドアミラーやコクピットヒーター(シートヒーターだろうか?)、カーテシーランプ、12Vの電源ソケットなども付いていますが、快適とは言えないでしょう。
しかしこの車で一般公道を走ることは、それだけで特別な経験となるはずです。
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ラプチャーの価格はまだ公表されていません。
注文の受付は間もなく開始される予定ですが、フランスとドイツからは先行して注文を受け付けているようです。
最初のデリバリーは8月となります。
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