フェラーリ F8スパイダー ベルリネッタよりもかっこいい!?
フェラーリがF8スパイダーを発表しました。
F8トリブートのコンバーチブルバージョンです。
今回はフェラーリ F8スパイダーの概要をご覧ください。
フェラーリ F8スパイダーの概要
エクステリア
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F8スパイダーは、リトラクタブルハードトップ(RHT)を備えています。
45km/h以下の速度域であれば開閉可能で、開閉にかかる時間はわずか14秒です。
フロントノーズにはF1に由来するSダクトが装着されています。
空力効率は488スパイダーと比較して10%向上しました。
エンジンカバー周辺のデザインがフラットなので、結果としてベルリネッタよりもロー&ワイドな感じが強調されており、それゆえにかっこよく見えるようです。
ボディサイズ
寸法(mm)と重量(kg) | |
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全長 | 4,611 |
全幅 | 1,979 |
全高 | 1,206 |
ホイールベース | 2,650 |
Fトレッド | 1,677 |
Rトレッド | 1,646 |
乾燥重量 | 1,400 |
インテリア
ラゲッジスペース容量は200リッターです。
パワートレイン
エンジンは3.9リッター・V型8気筒ガソリンツインターボです。
最高出力は720ps、最大トルクは770Nmとなっています。
488スパイダーと比較すると、パワーは+50ps、トルクは+10Nmのアップです。
0-100km/hは2.9秒、0-200km/hは8.2秒。
最高速は340km/hです。
大幅なパワーアップの秘密は、488チャレンジから流用した新しいインテーク・ラインにあります。
車体側面からリアスポイラーの両側に移設された吸気口は、インテークプレナムと直接接続されており、損失が大幅に低下しました。
リアスポイラーから生じる圧力増加も、吸気効率の向上に貢献しているようです。
また、チタン製コンロッドやクランクシャフト、フライホイールなどの回転質量を軽減することで、慣性が17%も減少し、鋭い吹け上がりを実現しています。
パワーユニット自体の重量も18kg軽くなりました。
インコネル製のエキゾーストマニホールドだけでも、エンジン重量を9.7kgも軽減しています。
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