アストンマーティン ヴァルキリーの開発プロジェクトが危機に瀕している?

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発売が待たれるアストンマーティンのハイパーカー「ヴァルキリー」ですが、開発に問題が生じているようです。
アストンマーティンの財政問題と合わせて、ヴァルキリーが本当に発売されるのか懸念されています。

今回はアストンマーティン ヴァルキリーを取り巻く現在の状況をまとめました。


アストンマーティン ヴァルキリーを取り巻く状況

ヴァルキリーはF1のレッドブルと共同開発しているハイパーカーです。
6.5リッター・V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載し、KERSと合わせて1,176psを発生します。
車重は1,030kgしかなく、逆にダウンフォース量は1,816kg(最高速時)もあるという、前代未聞のスペックを有するモデルです。

ヴァルキリーの開発プロジェクトを推進してきたのは、アンディ・パーマーCEOでした。
当初はWEC(世界耐久選手権)LMHクラスへの参戦とル・マン24時間レース総合優勝を目標に掲げていたのですが、財政の悪化から2020年2月に参戦の延期を決定します。

その後、アストンマーティンはローレンス・ストロール率いるコンソーシアムに買収され、パーマーCEOの退任が決定。
後任のトビアス・ムアース氏はメルセデスAMGのCEOだった人物で、アストンマーティンとメルセデスの関係がさらに深まることが確実となりました。

ローレンス・ストロール氏は、ル・マンよりもF1に興味があるようです。
同コンソーシアムが所有し、ストロール氏の息子(ランス・ストロール)がドライバーとして所属するレーシング・ポイントF1チームも、マシンがピンク・メルセデスと揶揄されるほど、メルセデスワークスと密接な関係にあります。

そのような状況下で、ヴァルキリーに信頼性や騒音の問題が浮上してきたのです。
また、ヴァルキリーは非常に運転が難しいとも言われており、最悪の場合、開発プロジェクトが破棄されるかもしれない一部メディアは報じています。

とはいえヴァルキリーの開発には既にかなりのコストが投じられていますから、それを回収しなければなりません。
そこでロードカーを販売するのではなく、サーキット専用モデルや特別仕様車を少数製作して、コストを回収するというプランがあるようです。
いずれにせよアストンマーティンのハイパーカープロジェクトが岐路に立たされていることは間違いありません。

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