BMW iX 電動SUVのフラッグシップ
BMWが電動SUVの「iX」を公開しました。
iXは、以前ヴィジョンiNEXTとして発表されたEV(電気自動車)コンセプトカーの市販バージョンです。
iXのボディサイズは、BMW X5とほぼ同等のようですが、ルーフラインが低くなっている他、EVということでグリルが密閉されているため、空力性能が大幅に向上しています。
また、エンジンが無いため、その分室内が広いです。
今回はBMW iXの概要をご覧ください。
BMW iXの概要
エクステリア
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大柄に見えるボディですが、Cd値は0.25しかありません。
ボディの全長と全幅はX5(4,922mm*2,004mm)とほぼ同じ、全高はX6(1,696mm)とほぼ同じだそうです。
インテリア
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シャシー
iXは、BMWの新しいモジュラープラットフォームを採用しています。
このプラットフォームはボディのアルミニウムスペースフレームをサポートするものです。
また、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)をボディ側面やルーフ、テール周りに使用することで、剛性と安全性を高めるカーボンケージを構成しています。
データの処理能力も、以前のモデルと比較して20倍に向上しており、車両センサーからのデータをより多く処理できるようになりました。
これにより自動運転や駐車機能など、先進的な運転支援システムを利用できるようになります。
パワートレイン
搭載しているモーターは2つで、最高出力は370kW(503.6ps)に達します。
0-100km/hは5.0秒未満です。
バッテリー容量は100kWhで、米国EPA基準で300マイル(約482.8km)以上、WLTP基準で600km以上の航続距離を想定しています。
「想定」とあるのは、iXがまだ開発段階にあるからです。
200kWのDC急速充電を用いれば、40分でバッテリー容量の10~80%までチャージできます。
たった10分の充電でも、120km分の電力を蓄えることができるというのですから驚きですね。
11kWのウォールボックスからの充電では、フルチャージまで11時間程度だそうです。
価格・発売日
価格に関する情報はまだありません。
BMWはiXを2021年末に投入する予定です。
生産はドイツ・ディンゴルフィング工場で行われます。
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