日産がジュークサイズの新型EVを準備中
日産がジュークと同サイズのEV(電気自動車)を準備しているそうです。
ジュークサイズEVの最新情報
使われるプラットフォームは日産 アリアと同じCMF-EVアーキテクチャです。
モジュラープラットフォームなのでホイールベースを短縮し、ジュークと同サイズにして使用するそうです。
ちなみに現行の2代目ジュークは、全長4,210mm、ホイールベース2,636mmとなっています。
一方、アリアは全長4,595mm、ホイールベース2,775mmです。
車体は小さくなるものの、使われる技術の方はアリアと変わりません。
駆動方式は日産が新たに開発した4輪制御技術「e-4ORCE」を備えたAWD(全輪駆動)となります。
e-4ORCEは、前後の車軸に搭載されたモーターを制御することで、路面状況に応じて最適なトラクションを生み出すだけでなく、ピッチングとロールを抑制して乗り心地の向上にも貢献する優れものです。
バッテリー容量に関する情報はまだありませんが、日産リーフと同様に62kWhのバッテリーを搭載する可能性があります。
ホイールベースはリーフよりも短い(リーフのW/Bは2,700mm)ものの、SUVならばフロア高を高くできるため、バッテリーを搭載するスペースには余裕があると考えられるためです。
その場合は航続距離もWLTP基準で400kmを超えてくるでしょう。
価格もリーフ(62kWhモデル)と同程度、つまり450万円前後からになると考えられています。
発売時期は判明していませんが、日産の中期経営計画によると2023年度末までにEVを2車種投入することになっているので、1台はアリア、もう1台はこのジュークサイズEVになると思われます。
アリアは2021年中頃に発売されるので、ジュークサイズEVは2022年後半以降にデビュー、発売は2023年になるでしょう。
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