アバルト 1000 SP 伝説のレーシングカーがロードカーとして復活!

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アバルトが「1000 SP」を公開しました。

1000 SPという名は、1966年のニュルブルクリンク500kmレースを制したスポーツプロトタイプに使われていた車名です。
今回の1000 SPはそのスポーツプロトタイプのオマージュですが、レーシングカーではなくワンオフのロードカーとなっています。

今回は生まれ変わった1000 SPの概要をご覧ください。


アバルト 1000 SPの概要

エクステリア

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アバルト 1000 SP。左は伝説を築いたスポーツプロトタイプだ。

ヘッドライトやボンネット上のスリット、そして前面のインテークまで再現されている。

スポーツプロトタイプのコンパクトさが際立つ。

前後フェンダーは60年代風に丸みを帯びた形状。

リアエンドもスポーツプロトタイプに似せてある。

後付風のロールバーは、ロールバー無しのスパイダーが存在することを表現しているのだとか。

元祖1000 SPは、全長3,445mm、ホイールベース2,200mmという超コンパクトサイズのレーシングカーでした。
一方、新しい1000 SPは、おそらくアルファロメオ 4Cがベースであるため、全長は4mほど、ホイールベースは2,380mm前後だと考えられます。

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シャシー

かつての1000 SPはチューブラーフレームでしたが、復活した1000 SPは、アルファロメオ 4Cと同じくカーボンモノコックが採用されています。
4Cのカーボンモノコックは単体重量65kgしかないので、1000 SPの車重(未公表)も相当軽いはずです。

サブフレームはアルミニウム製。
サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがストラットです。

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パワートレイン

アバルトは技術面の詳細を公表していませんが、エンジンは1,742ccで、240psだとされています。
搭載されているのはおそらくアルファロメオ 4Cの直列4気筒ターボでしょう。

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価格・発売日

1000 SPはワンオフで製作されたため、市販される可能性はかなり低いでしょう。
アバルトはヴィンテージカーのイベントなどで1000 SPを披露していく計画のようです。

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