ポルシェ カイエンクーペに640馬力仕様が追加される

Porscheの新車情報

640馬力仕様のプロトタイプ

ポルシェカイエンクーペに、ハイパフォーマンスモデルを追加します。
カイエンターボクーペ以上のハイパワーを誇るモデルで、最高出力は640psです。
ランボルギーニ ウルスが650psですから、スーパーSUVと言っても差し支えないでしょう。

今回はカイエンクーペの新しい最上級グレードに関する最新情報をご覧ください。


カイエンの新しい最上級グレード

エクステリア

プロトタイプ

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640馬力仕様のプロトタイプ

テールゲートスポイラーとディフューザーは再設計され、ダウンフォースが増している。

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シャシー

4輪ステアリングが採用されています。
最小回転半径が小さくなるだけでなく、タイトコーナーでのアンダーステアを軽減する効果もあります。

プラグインハイブリッドのターボS E-ハイブリッド(車重2,535kg)と比較すると、新しい最上級グレードは比較的軽量(車重2,200kg)です。
とはいえ重量級であることに違いはありませんから、カーボンセラミックブレーキが装着されています。

サスペンションはGTS比で最大15%も固く、車高も7mmダウン。
また、カーボンファイバールーフを標準装備しているため、重心も低下しました。
48Vシステムに基づく電気機械式スタビライザーも装着されています。

タイヤはピレリと共同開発した22インチのPゼロ コルサ。
フロントは285、リアは315です。

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パワートレイン

エンジンは4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボです。
最高出力は640ps、最大トルクは850Nmとなっています。
カイエンターボクーペが550ps・770Nmですから、90ps・80Nmもの出力向上です。
なお、このエンジンを搭載したモデルはカイエンクーペにのみ設定されます。

0-100km/hはまだ確定していませんが、3.3~3.4秒になるとのこと。
ちなみにカイエンターボクーペは3.9秒、ターボS E-ハイブリッドは3.8秒です。
後者は680psなのですが、PHEVパワートレインの重さゆえに、パフォーマンスでは640ps仕様に劣っています。

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価格・発売日

価格に関する情報はまだありませんが、カイエンターボクーペ(2,088万円)よりも高価なのは間違いありません。

640ps仕様の最上級グレードは、欧州では2021年後半に追加されます。

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